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2020年06月03日

バイエルン史上330人目のデビュー果たした、バティスタ・マイアー

FC Bayern München
バイエルン・ミュンヘン
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 先週末に行われたフォルトゥナ・デュッセルドルフ戦では、今季バイエルン・ミュンヘンとして既に四人目となる、ブンデスリーガデビューを果たした選手が誕生した。クラブ史上330人目のデビューとなった選手の名前は、オリヴァー・バティスタ・マイアー。すでに6回のベンチ入りを果たしていたが、この日の終盤からついに出場機会が巡っており、そのなかでタッチ数6回、4度のパスのうち3つを成功、対人戦は3度のうち1度で勝利するという結果が残されている。

 ドイツ人の父とブラジル人の母をもつMFは、15才の時に移籍金50万ユーロで地元カイザースラウテルンから加入。早くから将来を嘱望されており、2018年には2001年生まれ世代の中で、若手の登竜門フリッツ=ヴァルター・メダル銀賞を受賞。しかしながらその年の終わりに足首に重傷をおって長期離脱。復帰後は、今季より3部昇格を果たした下部チームを主戦場に戦ってきた。(14試合で3得点1アシスト)

 その活躍は途中から就任したフリック監督の目にも留まるものであり、トップチームの練習へと定期的に参加。ユースチームでの実践と織り交ぜる形で成長を続け、そして遂に週末の試合の後半12分より、セルゲ・ニャブリと交代で右ウィングへと起用されている。


 ただ本来は左サイドを得意とし、トップ下でのプレーも好むタイプで、相手を釘付けにする個人技が武器。さらにシュート力にも良いものがみられるが、ただまずはトップチームの試合に耐えうることを証明しなくてはならないだろう。当然バイエルンでの定位置争いへ割って入るには熾烈を極めるが、それでもフリック監督は若手へのチャンスを厭わない指揮官であり、それを活かせるかは選手自身次第だ。
 


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