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2020年06月04日

バイエルンのハヴェルツ獲得は、ティアゴ次第か

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 ドイツ代表FWリロイ・サネについては、バイエルン・ミュンヘンが獲得を希望し、選手自身も加入を希望。あとは所属するマンチェスター・シティと、移籍金で合意をするだけという状況だ。

 その一方でバイエルンの首脳陣は、マヌエル・ノイアーやトーマス・ミュラーらに続き、ダヴィド・アラバ、そしてティアゴとも契約延長を目指しているところであり、さらにバイヤー・レヴァークーゼン所属のカイ・ハヴェルツも選択肢の1つとして浮上しているところではある。

 ただこれまでの流れでみればバイエルン側としては、ハンジ・フリック監督は獲得を切望してはいるものの、クラブ全体として是が非でも獲得を目指しているという印象を与えるまでには至っていない。

 一方でドイツの新星はクラブとの契約を2022年まで残しているものの、来季のキャリアでのステップアップを目指しているともみられ、そのためレヴァークーゼン残留は厳しいともみられているところだ。

 その行先はどこか?可能性としてはスペイン(レアル)、イングランド(リヴァプール、両マンチェスター、チェルシー)、そしてバイエルンが挙げられ、イタリアやパリはハヴェルツの希望する移籍先ではない。またハヴェルツ自身はバイエルンへの移籍に否定的のようだが、内部関係者によればバイエルン加入の可能性は残されているようだ。とはいえ、もしもバイエルンがティアゴとの契約延長ということになれば、おそらくはその資金が尽きハヴェルツの獲得は不可能ということになるだろう。

ティアゴは静観


 バイエルンでは2021年まで残されるティアゴとの契約延長に向け話し合いを行なってきたが、ただ今のところはまだ特に進展がみられているわけではない。ティアゴの側からみればあとはサインをするだけであり、また自らの立ち位置や可能性について模索する時でもある。ただ逆にバイエルンの側からみれば、特にレオン・ゴレツカがキミヒとのダブルボランチとして、ティアゴの穴埋めをうまく果たせていることから慌てる必要がない。仮にティアゴがこの夏の退団を希望することになれば、おそらく移籍金としては6000〜8000万ユーロあたりが見込まれる。

アラバの今夏移籍はなしか

 またそのティアゴと同じく先行きが不透明なままとなっているのが、今季はフリック新監督の下で守備の要としてプレーする、ダヴィド・アラバだ。バイエルンとの契約は2021年までとなっており動向に注目が集まるが、ただクラブ首脳陣の間では、契約満了以前にアラバを売却するということは、いずれにせよ基本的に無しのスタンスで構えているようだ。
 


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