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2020年06月10日

バイエルンのフリック監督、最終調整に少し不満顔

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 バイエルン・ミュンヘンvsアイントラハト・フランクフルト。最近2年間における両者の戦いは、大きな波紋を呼ぶ戦いの連続でもあった。2018年にはフランクフルトが、翌シーズンよりバイエルンの監督へと就任するニコ・コヴァチ監督の有終の美を飾る形で優勝。そしてその再戦となったDFBスーパーカップでは、バイエルンが5−0と圧勝を収め、そして2019年11月にフランクフルトがバイエルンから5−1と大勝をおさめると、コヴァチ監督が解任となりフリック監督が就任。後半戦での初顔合わせでは、逆に2−5と完敗を喫している。

 だがフリック監督はその勝利にも決して気を緩めるようなことはなく、「アイントラハト・フランクフルトは、ピンポイントに勝負できるチームだ」と警戒。「相手に積極的にプレッシャーをかけてくる」チームであり、そのための準備をすることの重要性を説いた。ただその中で火曜日に行われた最終調整では、「そこまでうまくいった訳でもなかった」とも吐露。「100%という訳にはいかなかった」とのことだが、それでも特に今年に入ってからのバイエルンは本番で結果を出す。指揮官も特に憂う様子は見受けられていない。「うちのチームは、肝心なところをしっかりと心得ているよ」
 
 なおこの試合では、胃腸に問題を抱えるミカエル・キュイザンス、そしてここのところはトップチームで姿をみせない若手FWフィーテ・アルプについては負傷により、共に欠場。それ以外では長期離脱中のニクラス・ズーレとフィリッペ・コウチーニョを除き全員がオプションであり、特にティアゴについては「まだ少し問題はある」とのことだが、「出場の用意はある」と、指揮官は明かした。ただそれでも大幅な入れ替えは予定しておらず、「今のフォーメーションでやっていけるだろう」とも。今のチームはタイトなスケジュールにも慣れっこで、フィジカル的にも十分なものが見受けられている。

【ドイツ杯準決勝:先発予想】
バイエルン:ノイアー – パヴァール, ボアテング, アラバ, デイヴィース – キミヒ, ゴレツカ – コマン, T.ミュラー, ニャブリ – レヴァンドフスキ

フランクフルト:トラップ – アブラーム, 長谷部誠, ヒンターエッガー – トゥーレ, コール, ローデ, チャンドラー – 鎌田大地, ガチノヴィッチ – ドスト
 


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