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2020年06月16日

バイエルン、恒例のマリエン広場での祝勝会は無し

FC Bayern München
バイエルン・ミュンヘン
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 残り3試合ですでに勝ち点差は7。バイエルン・ミュンヘンがここから優勝を逃すことは、もはやあまり考えられないことだといえるだろう。しかしながら優勝祝賀会は静かな中で行うことを余儀なくされる。火曜日に行われるヴェルダー・ブレーメン戦にて勝利を収めれば、クラブ史上30回目となるタイトル獲得を達成することになるものの、しかしながら新型コロナウィルスの影響によりピッチ上でも、恒例のマリエン広場の周りでも、シャンパンのコルクが飛び出すような場面がみられることはないのだ。

 ミュンヘン市のディーター・ライター市長は、市庁舎でのパーティーは「大切にされてきた伝統ではあるが、残念ながら実現は厳しい」とコメント。「ただ優勝を果たした時、その栄誉をお披露目する機会を、クラブと共に見出していきたいと思う」と言葉を続けている。ちなみにマイスターシャーレを手にすることもまた、火曜日に行われることはなく、最終節となるヴォルフスブルク戦後に授与されることになった。なおドイツサッカーリーグ機構ではそのイベント方式についてはまだ詳細を明らかにしておらず、少なくとも衛生対策を考慮して100人程度の小さなイベントに落ち着くことだろう。

 またバイエルンの首脳陣たち、カール=ハインツ・ルメニゲ代表や、ヘルベルト・ハイナー会長、ウリ・ヘーネス名誉会長らは、家族や選手たちへの衛生対策のために、スタンドから優勝セレモニーをみることしができず、恒例の小麦ビールをかけ合うようなこともない。ただもちろんクラブ内で優勝を祝うことも可能ではあるのだが、それでも最終的に選手、コーチら共に、コロナ検査を受け、一日中行動を共にすることに。つまり例えばルメニゲ代表とヘーネス名誉会長が選手たちとの乾杯を望んだ場合、それから自由になるまで2度のコロナ検査を受け陰性が確認されなくてはならないということだ。

フリック監督、ブレーメンを警戒


 月曜日に行われたプレスカンファレンスにて、ハンジ・フリック監督は「決して相手を喜ばせるようなことはしない。ここでしっかり決めたい」と、まだ3試合残されているものの気の緩みは見せないことを強調しており、今回は出場停止となっていたレヴァンドフスキやミュラーが復帰するも、それ以外は「疲労は見て取れない」ことから大きなサプライズもないだろう。

 なおジョシュア・ザークツィーは筋肉系に問題を、イヴァン・ペリシッチも軽傷を抱えているようだが遠征に帯同。まだ胃腸に問題を抱えるハビ・マルティネスには疑問符がつき、欠場となれば若手シュティラーが招集される可能性がある。

 また今回の相手ブレーメンは17位に低迷しているところだが、「コーフェルト監督は良い仕事をしている。つまりはブレーメンには落ち着きがあるということ。監督を信じ、そして信頼を与えている。」と述べ、「彼らは先日の試合で、オフェンス面で大きなクオリティをもっているところを見せている」とパダーボルン戦での快勝からも警戒心をみせた。
 


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