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2020年07月03日

リロイ・サネのバイエルン移籍が正式に発表「待ちきれない」

FC Bayern München
バイエルン・ミュンヘン
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 リロイ・サネがマンチェスター・シティから、バイエルン・ミュンヘンへと移籍することが正式に発表された。移籍金額は4900万ユーロ。ドイツ代表FWは、2025年6月末日までの契約にサインしている。背番号は「10」。

 「バイエルンは非常に大きなクラブであり、大きな目標を掲げている。」と、プレスリリースにて語ったサネは、「新しい挑戦を楽しみにしているし、チームメイトとの練習が待ちきれない気持ちだよ。それにハンジ・フリック監督のことは、ドイツU21代表の時にとてもいい関係性を築けていたんだ。バイエルンでできるだけ多くのタイトルを獲得したいし、チャンピオンズリーグでも頂点に立ちたいと思う」と、語った。

 サネ自身は移籍について、すでにバイエルンとは数週間前に合意に達していた。そしてマンチェスター・シティのペップ・グアルディオラ監督は先日、2021年までの契約の延長を同選手が望まず退団の意思があることを公表しており、あとはクラブ間交渉のみということに。バイエルン側が移籍金4000万ユーロを求めた一方で、シティ側は5000万ユーロを要求していたのだが、最終的には4900万ユーロで決着した模様。なおシティにとってはクラブ史上最高額での売却額となる。

 また複数の英国メディアが報じたところによれば、この金額は成果に応じて、最大で6000万ユーロにまで上昇する仕組みとなっているという。さらにサネが次回に売却される場合には、その1割分に関係する条項も加えられているようだ


 「リロイ・サネをバイエルンの一員として迎え入れられたことを嬉しく思う。彼は素晴らしい選手であり、そのクオリティはドイツ代表など、過去数年に渡り実証されてきたものだ。」と、カール=ハインツ・ルメニゲ代表取締役は喜びを述べ、「我々の目標はベストのドイツ人選手をバイエルンに集めることであり、リロイ・サネはそのアプローチに明確にそったものだ」と強調。

 また役員を務めるオリヴァー・カーン氏は、「彼のもつ選手としてのクオリティについては申し分ない。そのスピード、テクニック、そして得点力はまさにトッププレイヤーそのものだ。それに性格という点でも、このチームに非常にマッチしていると思う」と語り、「我々の目標はGKから攻守に軸を持たせるということであり、リロイにはその重要な要素の一端を担ってもらうことになる」との考えを示した。「今回の獲得により
我々は更なる大きな前進を遂げた」

 2016年夏にFCシャルケ04からマンチェスター・シティへ、移籍金5000万ユーロで加入していたサネは、そこで2度プレミア制覇、1度のFAカップ優勝を達成するなど、プレミア通算95試合に出場して25得点28アシストをマーク。特にベストシーズンとなったのが2017/18シーズンで、その時には10得点15アシストを記録したものの、意外にもレーヴ監督はロシアW杯召集を見送る判断を下している。そして昨夏、サネはバイエルン移籍へと迫っていたものの、FCリファプールとの対戦で前十字靭帯断裂という大怪我を負い破談に。ちなみに当時マンチェスター・シティ側は移籍金として、1億2500万ユーロを求めていた。
 


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