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2020年07月07日

フリック監督、アラバとティアゴの決断は「受入れ、尊重しなくては」

FC Bayern München
バイエルン・ミュンヘン
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 主将マヌエル・ノイアー、副主将トーマス・ミュラー、期待の若手アルフォンソ・デイヴィース、そして指揮官ハンジ・フリック氏。これまでの間でバイエルン・ミュンヘンはこれらの主要人事を延長という形で成功を収めてきたものの、いまだ来季まで契約を残すダヴィド・アラバ、そしてティアゴ・アルカンタラの結論は出されていない。

 ハンジ・フリック監督は両選手との契約延長を望んでいるところであり、「いずれの選手も共に、高いクオリティをもった、違いを生み出すことのできる選手だ。そしていずれの選手ともに、私がどのように評価しているかも知っている」と、コメント。ただ今はひとまず休暇に入り、「少し考える猶予を与える」べきとの考えを示している。「誰もが自身の人生について、それぞれ考えや計画を持っているものなんだから」

 確かに「監督として、そしてアドバイザーとして、オープンかつ率直に話すことで、幾分かのサポートはできるかもしれない」が、「自分がいったい何を望んでいるのか。それを決めるのは、あくまで選手自身だよ。それを受入れ、尊重しなくてはならない。たとえ両選手の残留を望んでいたとしてもだ」と、言葉を続けた。

 アラバはチームのリーダーの一人として、そして守備の要として地位を高めているところであり、監督から非常に高い評価を受ける選手。またティアゴについても、負傷により離脱を余儀なくされることにはなったが、フリック監督の下でチームワークを重視した戦術家として成長をみせている。

 そんなティアゴについては、ここのところはFCリヴァプールからの関心が伝えられているところではあるのだが、しかしながらユルゲン・クロップ監督の口から具体的に、ティアゴ獲得にむけた強い関心を示す発言は行われておらず、さらにkickerが現地から得た情報によれば、コロナ危機後にリヴァプールが掲げるコンセプトに、29才のスペイン代表MFはマッチしていないという。別の言葉で表現するならば、ティアゴが移籍を希望することになれば、おそらくは3000〜4000万ユーロの移籍金が見込まれるということだ。


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