ドイツ最大のサッカー専門誌 - kicker日本語版

2020年07月15日

「バイエルンは、ライバル弱体化のために選手を獲らない」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加


 2013年にはマリオ・ゲッツェ、2014年にはロベルト・レヴァンドフスキ、そして2016年にはマッツ・フメルスと、短期間のうちに立て続けにボルシア・ドルトムントから主力選手を引き抜いた、バイエルン・ミュンヘン。それはライバルの弱体化をはかるためだったのか?事実、それからバイエルンはリーグ戦8連覇を成し遂げている。しかしカール=ハインツ・ルメニゲ代表は、仏紙フランス・フットボールに対してこれを否定している。ルメニゲ代表の発言内容は、以下の通り

…今年のバイエルンの移籍市場での動きについて:「我々としては今夏の移籍市場において、他の全てのクラブと同様に節約をはかっていきたいと思っている。供給が需要を上回るようにね」

…無償で獲得したタンギー・クアッシについて:「彼は非常に興味深い選手であり、数多くの好条件のオファーを受けていた、特にライプツィヒからね。我々は彼がパリ・サンジェルマンとの延長を望んでいないことを知っていたし、あれほどの才能が次に海外でのキャリアを積んでいくには、このバイエルンのようなクラブに興味を抱くことは当然のことだよ」

…パリ・サンジェルマンとの関係について:「バイエルン・ミュンヘンはこれまで1度たりとも、ライバルの弱体化のために選手を獲得したことなどないんだ。我々とパリ・サンジェルマンとの関係は非常に良好なものであり、私自身ナーセル・アル=ヘライフィー氏の仕事ぶりを大変評価している。それにレオナルド氏ともとてもいい関係を築いているよ」

…バイエルンとパリ・サンジェルマンとの違い:「我々としてはこれから2年間に渡りつづく過密スケジュールに備えて、スター選手ではなく、若手選手を用意していきたいと考えている。エムバペやネイマールのようなスター選手を獲得することは考えていない。我々のモットーは、連帯、安定、真摯さにあるんだ」

…フランスにおける育成:「なによりも目を引くのがフランスにおけるトレーニングだ。選手たちはフィジカル、テクニック、タクティクス面で鍛えられており、プレーからも人間性からも非常に成熟さを感じるね。どのドイツのクラブにおいても戦力となるものだし、パフォーマンスと価格とのバランスもまた興味をそそるものだ。(中略)ドルトムントでプレーしていた時のウスマン・デンベレは、私にとってお気に入りの選手の一人だったよ。」

…フランク・リベリについて:「ウリ・ヘーネス氏が彼にとって第二の父のような存在で、第二の母のような存在が私だ」

…コロナ危機の影響で夏の移籍市場は長期化:「チャンピオンズリーグ決勝が8月23日に行われるんだ。これはUEFAによる、クレバーな判断だったと思うね」

…ブンデスは早期にリーグ戦続行、逆にリーグアンは早期に中断を決定:「まず我々としては優勝クラブ、CL出場クラブ、降格組などを確定したかったし、TV放映権料の確保という側面もあった。フランスに関しては、私は早く諦めてしまったように思う。それにより法的争いのリスクを負うことにもなった。(中略)フランスはもう少し忍耐強く対応すべきだったのではないか」
 


  • ブンデスリーガ・各チーム情報