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2020年07月17日

徐々に決断迫られるアラバ、バイエルンにおけるメリットとは

FC Bayern München
バイエルン・ミュンヘン
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 この夏の休暇先では、赤ワインを手にし挨拶を送っていた、ダヴィド・アラバ。しかし来週月曜日からはアラバらバイエルン・ミュンヘンの選手たちは、再びゼーベナー通りに集結し、来るチャンピオンズリーグの再開に向けて準備を進めていくことになる。だがアラバにとっては、次第にもう1つの結論についても求められることになるはずだ。来季に満了を迎える契約の延長についてである。

 以前にkickerとのインタビューに応じた際、アラバはバイエルンのメリット・デメリットについて問われ、「良い質問だね。でも僕はそのことを全く考えていないんだ。今は競技面に集中していたし、これからしばらくはそうだよ」と説明。確かにそれは的をいた発言ではあるが、しかしながら夏休みではそのための時間が幾ばくかはあったことだろうし、移籍金を得るには今夏が最後の機会となる首脳陣からは、おそらくCL後にはその決断を迫ることだろう。

 ハンジ・フリック監督は今季からセンターバックとして、守備の要役を任せたアラバについて、「チームの心臓部であり、彼はワールドクラスの選手というだけでなく、ピッチ外でも重要な存在だ」と評価。確かにアラバはボランチとしての役割を好む傾向にあるが、彼の持つ巧みなポジショニング、素早いビルドアップ、裏をつくロングボール、攻撃的思考などについては、バイエルンにおいてはむしろCBの方が体現しやすい傾向にあり、自らも満足感を示す

 またそれまでプレーしていた左SBでは、19才のデイヴィースを指導する立場にあり、「たくさんのヒントをくれて、攻守のタイミングを教えてくれるんだ」と同選手はコメント。確かにサラリー面についてはさておき、守備の要として、ユースから主力を担う最後の選手として、バイエルンほどのステータスを他クラブで得ることは非常に難しいものであり、1つのクラブでキャリアを終えるという、現代サッカーでは夢物語に近いこの実現にも、フリック監督は期待を寄せている
 


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