2020年07月22日
フリック体制のバイエルンが見せる、驚異的な数字
バイエルン・ミュンヘンは昨シーズンの半ばに、ニコ・コヴァチ監督へと見切りをつけて、当時アシスタントを務めていたハンジ・フリック氏を昇格。最終的には正式に監督へと就任し、そのままシーズンの最後まで戦った。そしてあらためて今、これまでの戦いを振り返った時、その判断が正しかったことは明白だといえる。当時4位に甘んじていたバイエルンは、シーズン最終節を待たずしてリーグ8連覇を確定。さらにドイツ杯優勝のオマケもついたのだ。
フリック監督就任以降の25試合でみせたバイエルンの強さは、数字の面でみても歴史的なものだった。22勝1分2敗という数字はブンデス史上、同じくバイエルンのペップ・グアルディオラ監督が示した23勝2分のみに届かない成績であり、失点数もグアルディオラ監督(12失点)、アンチェロッティ監督(13)に続く3番目の好成績。特筆すべきはオフェンス力で、75得点はグアルディオラ監督時代に1差をつける最多記録である。
しかしながら決して数字だけで、監督業としての功績を評価することはできない。その典型的な例こそ、ユップ・ハインケス氏だろう。これまで一度もまだ名前が挙がっていない同氏ではあるのだが、2013年にはブンデス、ドイツ杯、そしてCL制覇と三冠を達成しており、それはその後任を務めた前述のペップ・グアルディオラ監督でさえも再現できなかった。ただフリック監督ではここでも、その可能性が残されている。バイエルンはCL16強チェルシー戦で優位に戦いを進めているところであり、勝ち抜けとなれば準々決勝へ進出。ナポリかバルセロナの勝者と対戦する。
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