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2020年07月23日

いまだ解決策を見出せない、アラバとティアゴの現状

FC Bayern München
バイエルン・ミュンヘン
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 ダヴィド・アラバについては9年、ティアゴ・アルカンタラについては7年間に渡る、バイエルン・ミュンヘン時代に終焉を迎える可能性がある。共に来シーズンいっぱいまで契約を残す両選手について、バイエルンのカール=ハインツ・ルメニゲ代表は現状や、その問題点などについて説明した。

 「ハサン・サリハミジッチSDによれば、不思議なことにティアゴとの話し合いはとてもポジティブなものだったそうだよ」と、リロイ・サネの入団会見の中で明らかにした同氏は、「しかし彼は少し前に、ハサンに「キャリアが終わるまでに新しい挑戦をしたい」と伝えている。ただこれまでのところは、具体的な交渉に関する連絡はどこのクラブからの届いてはいないがね」とも、言葉を続けている。

 ティアゴが新天地となるクラブとどれほどまで交渉を進めていたかまでは、ルメニゲ代表の知る由ではない。ただこれまでスペイン代表MFに対しては、FCリヴァプールとの繋がりが指摘され続けているところであり、ただバイエルン側は移籍金として3000万ユーロほどを求めているものの、現在のコロナ危機による財政難ではそれでもお得感は薄いようだ。

 その一方でダヴィド・アラバの状況については、ティアゴほどに明確なものではない。「ハサンはダヴィドの代理人との交渉中だよ」と、ルメニゲ代表は以前のアラバの発言を認める発言を行ったが、「今のところはまだ、解決策を見出せていないんだ」とも説明。確かに延長を目指してはいるものの、「それができなければ別の選択肢も検討しなくては」と述べており、どうやら問題点となっているのはサラリー面にある模様。

 ルメニゲ代表によればクラブ間における移籍金額については、この日に入団が発表されたサネが模範例であるように明らかな減少がみられておりものの、しかしながら選手側の方ではだいぶ状況は異なるようで、「サラリーに関しては、少なくともトッププレイヤーに関しては、コロナ危機にもかかわらず何人かの代理人は、お気楽な状況にあると考えているようだ」と批判。「だがそれは違う」と断言しており、「我々はすでに手を打った」とコメント。あとはアラバの反応を待つといったところだ。
 


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