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2020年08月01日

ニクラス・ズーレが復帰も、熾烈なバイエルンのCB争い

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 ハンジ・フリック監督の下に、また新たな選択肢がセンターバックのポジションへと加わった。昨日にマルセイユとのテストマッチを行ったバイエルン・ミュンヘンでは、昨年10月に前十字靭帯を断裂して以来離脱が続いていた、ニクラス・ズーレが9ヶ月ぶりとなる実戦復帰を果たしている。試合後、同選手は「また仲間たちと一緒にピッチに立てて嬉しかった」と、喜びを見せた。

 この日は長期離脱明けにもかかわらず、ズーレは後半77分での対人戦におけるタイミングの悪さを露呈し失点の危機を招いた以外は大きなミスはなく、とりわけパスの正確性という点では67分のコマンへの絶妙なサイドチェンジを含む、ほぼ全てのパスを通して見せている。「フィットネスレベルはとても良い。9ヶ月ぶりの試合で、もちろん全て息が合うわけでもないし、切れも戻りきっているわけではないけど、でも体調面についてはとても良い感覚を覚えているよ」と、コメント。

 ただそれでも来週土曜に控える、チャンピオンズリーグ16強セカンドレグ、チェルシー戦ではベンチスタートということになるだろう。守備の要を務めていた負傷時とは大きく状況が異なり、ボアテングが久々に安定したパフォーマンスをみせ、CBにコンバートしたアラバが守備の要として欠かせない存在に。加えて昨夏にクラブ史上最高額で獲得した、リュカ・エルナンデスもこの日のマルセイユ戦にて好印象を残しており、ズーレとしても「復調のために実戦経験は必要」ではあるが、ただしそれと同時に「求められた時に応えられるよう、準備を怠らずに取り組んでいく」と意気込みを見せた。
 


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