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2020年08月18日

バイエルン、人種差別行為によりユースコーチを解雇

FC Bayern München
バイエルン・ミュンヘン
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 バイエルン・ミュンヘンのホームページでは、ユースコーチとの雇用関係が「合意の上で解消された」ことを簡潔に発表した。ただ今回の解雇には、明らかに人種差別行為への告発が関与している。

 「FCバイエルン・ミュンヘンと当該ユースコーチは、双方の合意により雇用関係を解消するに至りました。これは現在、FCバイエルン・ミュンヘン・キャンパスにて行われている、内部調査の最初の結果ということになります。」と、月曜日の夜に3行の短い報告のみがなされており、これからも独自に「根本的な事実」の究明にあたるとのこと。

 なお今回の発表の中では、その人物の名前も理由も特に記載されてはいないが、しかしながら先週月曜にTV番組『Sport inside』にて、バイエルンのユースパフォーマンスセンターの職員に対する人種差別行為が指摘されていたこととの関係は明らかだ。

 火曜日にはチャット履歴も明らかとされるなど、そのコーチはさらに追い詰められる結果に。ちなみにその人物は選手獲得を巡る議論を行うなかで、人種差別的な言葉を用いており、すでにカール=ハインツ・ルメニゲ代表は、内部による調査と、その報告を行うことを既に示唆していた。

 また水曜日にはミュンヘン警察も介入。これに先立つ形でバイエルン・キャンパスを代表するヨッヘン・ザウアー氏とホルガー・ザイツ氏は、選手の保護者へと手紙を送っており、この件の解決への協力を要請。さらに『sportschau.de』によれば手紙には、クラブより「あらゆる差別と人種差別に対して非難する」との姿勢が明記されていたとのこと。
 


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