ドイツ最大のサッカー専門誌 - kicker日本語版

2020年08月20日

ドイツ人指揮官同士のCL決勝を楽しみにする、フリック監督

FC Bayern München
バイエルン・ミュンヘン
  • このエントリーをはてなブックマークに追加


 バイエルン・ミュンヘンは引き続き、ハンジ・フリック監督の指揮の下、連勝街道をひた走ることとなった。水曜夜に行われたチャンピオンズリーグ準決勝オリンピック・リヨン戦では、特に序盤に問題を抱える時間帯も見受けられたものの、それでも3−0で勝利をおさめ、公式戦20連勝(67得点)。29試合連続無敗(1ドロー)という、思わず目を疑うような見事な快進撃を見せている。

 そしてこれからは、2012/13シーズンに恩師ユップ・ハインケス監督以来となる、クラブ史上2度目の三冠達成を目指して決勝に。リヨン戦後、フリック監督はスカイとのインタビューに応じ、「この試合が難しいものになることはわかっていた。リヨンはそれまでにも良いパフォーマンスをみせていたんだ。いかにあれほどの走力をもったチームと対峙することが難しいものか。守備面では見事に規律がはかられ、またオフェンス面でも幾度となく攻め込んでくる。それはこの試合の序盤で実際に目にしたことだよ」とコメント。

 特にトコ・エカンビの放ったシュートが幸運にもポストに阻まれるシーンがあったが、その直後に「セルゲ・ニャブリの個人技が、我々に安心感をもたらしてくれた」と賞賛し、「あのプレーは、彼が練習でよく見せているものなんだ。彼のシュート力は両足ともに素晴らしいものがあるよ」と言葉を続けた。「苦しい時間帯を乗り越えられたことは幸運だった。うまくいないこともある。今は決勝戦に進出したのだ。皆がハッピーだよ」

 これからはドイツ人として5人目となるCL決勝進出を果たしたトーマス・トゥヘル監督率いるパリ・サンジェルマンと、ドイツ人として6人目のCL決勝進出を果たしたハンジ・フリック監督によるCL決勝戦が待っている。「彼は非常に素晴らしい仕事をしているし、だからそこ決勝でトーマスと会うのをたのしみにしているよ」と語った同氏は、改めて「パリには浮上にスピードのある選手たちがいることはわかっている」と警戒。

 「守備面で変化すべきか考えることになる。ただ結局のところ我々の大きな強みは、相手にプレッシャーをかけるところにあるのだがね。それはパリを相手でもうまくいくようには思う。早い段階でボールを奪えればこちらのペースだ」との見方も示しつつも、「しかしリスクもあることはこの試合でもみれたことだがね。序盤の守備では悪いところもあった。」と振り返った。
 


  • ブンデスリーガ・各チーム情報