ドイツ最大のサッカー専門誌 - kicker日本語版

2020年08月20日

立上り問題視のバイエルン、フリック監督から驚きの分析も

FC Bayern München
バイエルン・ミュンヘン
  • このエントリーをはてなブックマークに追加


 チャンピオンズリーグのファイナリストとして相応しい戦いぶりをみせる、バイエルン・ミュンヘン。しかしながらハンジ・フリック監督は、こと守備面において改善の必要性を強調している。

 準々決勝のFCバルセロナ戦と同様、バイエルン・ミュンヘンは準決勝のオリンピック・リヨン戦でも快勝を収めてはいるが、しかしながら試合後ジョシュア・キミヒは「特に序盤次第では、まったく違った展開になっていたかもしれない」と述べ、マヌエル・ノイアーも「僕たちの立ち上がりは決して、そこまでいいものではなかった」と語った。

 フリック監督も決勝進出に喜びをみせつつ、「ロストが多すぎた。それで相手にやりやすくさせてしまった。早急に改善しなくてはならない」と苦言を呈しており、実際にバルセロナ戦(1−1後)でもリヨン戦(0−0の場面)でも、バイエルンはバー直撃という「幸運」(キミヒ)に救われている。「ディフェンスの背後のスペースを、普段通りに守ることができていなかった。後半はよくなったが」

 その一方でネイマール、エムバペ、ディ・マリアらを要するパリ・サンジェルマンは、準決勝のRBライプツィヒ戦にて相手のロストから攻略していく様をみせつけており、同じフランス勢とはいえリヨンの攻撃陣とは全く別の問題ともいえるのだろう。「いや、私はそうは思わないね」と、フリック監督は意外な反応をみせた。「リヨンのオフェンス陣がパリとそこまで差があるようには」

 確かに先日のフランスリーグ杯決勝では延長戦の末に両者はPK決着をみているとはいえ、リーグ戦での結果はパリに勝ち点28差を付けられる7位でフィニッシュ。そこでのゴール総数の差は33に及ぶものであり、またチャンピオンズリーグにおいてもリヨンの14得点に対して、パリは25得点をマークしているところだ。しかしフリック監督は「例えばデパイは確実にワールドクラスの選手で、どんなチームも彼には苦しめられる。」と説明。

 果たしてアラバら守備陣はパリ・サンジェルマンの攻撃陣に対し、どういった解決策をもって立ち上がりの課題に取り組んでいくのだろうか?日曜日の大一番に向けて、キミヒは「まず明日は体を休めて、それから準備万端さ!」と語った。
 


  • ブンデスリーガ・各チーム情報