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2020年08月21日

レオン・ゴレツカ「良い循環作用が起こっている」

FC Bayern München
バイエルン・ミュンヘン
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 いまやバイエルン・ミュンヘンの中盤に欠かせない存在となっている、レオン・ゴレツカ。特にコロナ危機による中断期間において、彼が更なる筋肉を纏い一回り大きくなって帰ってきたことは、SNSでも写真などで広く知られることとなった。だがドイツサッカー連盟(DFB)とのインタビューに応じた同選手は、決して見た目にこだわってのトレーニングではなかったことを強調する。

 「陸上競技の100m決勝を目にした場合、筋肉で鍛えられた上半身と跳躍力というものが、むしろ前提条件となっていることに気づく。」そこで「リーグ戦中断期間、何が自分にとって収穫として得られるのかに気がついた気がした」ゴレツカは、「試合やトレーニングセッションを気にすることなく、思いっきり練習を行えたから。その結果、僕はスピードとスタミナという点において、数値的にみてもプラスに働いていることが見て取れる。」と語った。「かつてないほど、体調も安定感も良いものがあるよ」

 そしてそれは計測値のみならず、チャンピオンズリーグ決勝トーナメントでのピッチ上でも、トップクラスのパフォーマンスという結果となって表れている。「最近のゴレツカのプレーをみていると、彼は現時点において私の目でみれば、世界最高のボックス・トゥ・ボックスの選手だと思うね」そうkickerに対して語ったのは、名将ラルフ・ラングニック氏だ。そしてそこには恐らく、昨季途中から就任した、ハンジ・フリック監督による部分も少なくないだろう。

 「ハンジ・フリック監督に対しては、ここのところ既にたくさんの賞賛の言葉が送られているからね、僕なんかの言葉が必要なのかはわからないけど」と笑顔を浮かべつつ、ゴレツカは「現在、僕たちがハンジ・フリック監督の下で大きな成功を収めている。それは確かなことだよ。彼は選手に対して個人的にも、そしてチーム全体でも、非常に大きな自身を与えてくれる存在なんだ。良いパフォーマンスで手にした勝利により、さらに自信は増していき、その増した自信によって、さらに良いパフォーマンスが見せられるようになっている。まさに良い循環作用が起こっているんだよ」と語った。

 そしてその勢いに乗ってバイエルン、そしてゴレツカはクラブタイトルをこのまま総ナメしてしまうかもしれない。「でもまだ僕は25才だよ」そう強調するドイツ代表MFは、「まだまだ大きな大会がキャリアの中で待っていることだろう。僕のキャリア絶頂期はまだ先のこと。僕はそう確信しているところさ」と言葉を続けている。
 


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