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2020年08月23日

トーマス・トゥヘル監督「これは偉大な2クラブによる決戦」

FC Bayern München
バイエルン・ミュンヘン
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 ヨーロッパクラブサッカーの頂点を賭けた決戦前夜、プレスカンファレンスに出席したトーマス・トゥヘル監督は、「選手たちは良い感触を得ているようだ」と明かし、すでに選手たちとは動画分析や戦術面などの確認も行っており、この日は「普段通り」に過ごしているという。

 1970年に創設されたパリ・サンジェルマンにとっても、そしてトーマス・トゥヘル監督自身にとっても初めての欧州最高峰を決する戦いであり、またブンデスリーガで幾度と対戦してきたことのあるトゥヘル氏にとって、今のバイエルンが過去の対戦と比較しうるものかどうかもわからない。ただ明確であることは「非常に強いということ」。とりわけここ数ヶ月は「類い稀なる」強さをみせつけているところであり、「非常に精力的」にプレーして試合を「決してしまう」選手たちがいるということだ。「バイエルンは今、世界の最高レベルに達している」

 そこで「我々も彼らに対してリスペクト」をし、「相手の細部に渡ってうまく対応をみせていく」必要がある。「でもね、これは決勝の舞台なのだから」とトゥヘル氏。決して相手が容易などということなどあり得ないというわけだ。それでも「スペースはみつかるものだし、自信をもってこの試合には臨んでいるよ」

 なおバイエルンの先発予想としては、「キミヒを中盤へと開放するために」パヴァールの先発復帰を見込んでいるようだが、しかしその逆も然りといったところ。「そうだね、両方の可能性について話していかないと」逆にパリとしては準決勝を負傷欠場したナバスを復帰させるのか?「決勝の舞台は、あまり大きな変化をさせるものではない」と前置きしつつ、「ナバスとはいろいろ話しているよ」とコメント。「ただそれはネイマールやディ・マリアとも同じことだがね」

 2015年にバルセロナでネイマールが、2014年にレアル・マドリードでディ・マリアが、そしてナバスについては同じくレアル・マドリードで3連覇を達成するなど、CL決勝の舞台を経験してきた選手だ。「ただバイエルンは11回も決勝に進出しているからね。これについてはちょっとしたアドバンテージだろう」と語ったトゥヘル監督は、「彼らは何十年も積み重ねて強さを増していったクラブ。我々にとって大きな挑戦だ」と言葉を続けたが、それと同時に「これは2つの偉大なクラブによる決勝だ」とも付け加えた。
 


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