ドイツ最大のサッカー専門誌 - kicker日本語版

2020年09月17日

サリハミジッチSD、アラバの代理人へ明確なメッセージ

FC Bayern München
バイエルン・ミュンヘン
  • このエントリーをはてなブックマークに追加


 ダヴィド・アラバを巡る延長交渉は、ウリ・ヘーネス前会長や代理人のザハビ氏による舌戦へと展開。そしてkickerに対してハサン・サリハミジッチSDが、バイエルン・ミュンヘンとしての立場を改めて明確に示した。

 「バイエルン・ミュンヘンでは、ロベルト・レヴァンドフスキとマヌエル・ノイアーという、金銭的にも最上位へと位置する選手が存在する。ダヴィド自身がその2人の上に立っていると、考えているとは思えないよ」と、同SDは明言。

 「ただザハビ氏は、別次元の発想をもっている。それは彼の権利ではあるだろうが、我々はついていけない。他クラブではありえるようなことなのかもしれないが、我々は決して無茶なことなどできないよ。特に収益が激減している現状にあってはね」と言葉を続けている。

 だがヘーネス前会長と同様に、サリハミジッチSDもまた、アラバ本人と代理人とは別に考えており、「ダヴィドは素晴らしい選手であり人間だ。このクラブの全ての関係者から評価されており、ウリもそれに漏れることなどない、非常に高くね。誰もが残留を願い、我々としては魅力的なオファーを出し続け断られてきたが、まだ説得を諦めてはいない」と語った。

 しかしこれにザハビ氏が反論。スカイに対して、「サリハミジッチ氏は誰がレヴァンドフスキの代理人かお忘れのようだが、昨年は私が交渉をしており、そして当然だが正確に彼のサラリーについては知っている。そしてダヴィドが求めているものは、ロベルトよりも明らかに低い金額だ」と述べている。

 カール=ハインツ・ルメニゲ代表は、アラバとの延長実現のために「今はとにかく落ち着きをお願いしたい。」と、ドイツの大衆紙ビルトにコメント。「まずは全ての関係者各位に対して、もう公の場でのコメントを差し控えていただきたい」と述べ、「秘密厳守で、慎重に」取り組んでいくことを強調した。

 なおkickerが得た情報によればバイエルン・ミュンヘンの相談役会では、これ以上のアラバに対するサラリーアップへのオファーは提示しないことで確認がなされており、今28才のオーストリア代表の選択肢は、この条件を受け入れるか、そのまま最終年度に入り来夏に満了とするか、それともサハビ氏が考えるサラリーと適切な移籍金を支払えるクラブを見出すか、しか残されていない。
 


  • ブンデスリーガ・各チーム情報