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2020年09月17日

バイエルンのルメニゲ代表、今季のブンデスの展望を語る

FC Bayern München
バイエルン・ミュンヘン
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 三冠達成の歓喜からわずか4週間にも関わらず、バイエルン・ミュンヘンは明日にも、新シーズンへのスタートを迎えることになる。「リスボンの地でチャンピオンズリーグで優勝を果たした時、我々はまさに絶頂に達していたね」と、メディアとの質疑応答の中で振り返ったカール=ハインツ・ルメニゲ代表は、「だが今回のシャルケ戦からは、再びゼロからスタートを切ることになる。また改めて証明していかなくてはならないよ」との考えも強調した。

 先日にディディエ・ハマン氏はkickerに対して、バイエルンはひとまずは落ち込む時期を迎えるのではないかと指摘していたが、ルメニゲ代表にはその不安はない。、「チームの内面性からは力強さを感じているし、うちの監督は非常に良い、これまでのバイエルンの指揮官たちと同様にとても落ち着きをもって取り組んでいる。だから再び成功をおさめるための最高条件が揃っていると思うね」

 その一方で、リーグ争いの展望については「今季のドルトムントは、非常に期するものをもって臨んでいることだろう」と昨季の準優勝クラブを警戒しており、「それに長く回復の時間を得て、それから集中して長く準備ができたという点では、我々よりも優位な状況にあると言えるだろう」とコメント。さらに「ハヴェルツ移籍となっても、レヴァークーゼンは面白い存在になる。ライプツィヒもナーゲルス監督の下で野心的だ。グラードバッハも侮れない」と言葉を続けている。

 そして開幕戦の相手であるシャルケについては、厳しいシーズンも予想されるところではあるが、「私はリップシュタット出身でね、だから幼い頃からシャルケに対してはシンパシーを感じていたんだ」と述べており、「シャルケはブンデスリーガにおける、重要なブランドであり、重要なクラブなんだ」とエール。しかしそうはいっても、あくまで今回の開幕戦については、そのシャルケの敗北を期待していることだろう。

開幕戦は無観客


 ただし今回の開幕戦では、バイエルンは再び、無観客の中で実施しなくてはならない。これはバイエルン州の州都ミュンヘンにおいて、新型コロナウィルスの感染者数が増加していることを受けてのものであり、ライター市長はそのような状況下で観客の再動員ということは「誤ったシグナルを送ることになる」との考えを示した。「ロベルト・コッホ研究所によって高い感染率が確認されている。我々は公共生活における根本的な制限を考えなくてはならない。そんな中で、何千人ものファンを同時に、1つのスタジアムへと動員するわけにはいかないんだ」

UEFAスーパーカップは予定通り開催の方向


 水曜日の夜にドイツ政府はコロナ危機を考慮して、ブダペストを危険地帯と宣言。ただそこでは来週にUEFAスーパーカップが、一部観客を再動員する形で行われることになっているが、それでもUEFAは改めて予定通り開催する方向であり、UEFAは「バイエルンとコンタクトをとり、昨日の決定の影響によるファンの渡航許可の影響を確認している」と発表した。「詳しい情報は後日にお伝えします。」なおこの試合ではバイエルン、セビージャ両方のファンに対して、3000枚のチケットがそれぞれ用意。来場にあたってはすでに、厳しい衛生規則があることも併せて伝えられている。
 


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