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2020年09月26日

過密日程にも、疲労を言い訳にしたくないフリック監督

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 前回バイエルン・ミュンヘンがホッフェンハイムで対戦した試合は、今とは全く異なる意味で異様な雰囲気の中で行われたものだった。負傷によりロベルト・レヴァンドフスキ不在で臨みながらも6−0でリードした終盤、ホッフェンハイムのディとマー・ホップ会長へ辛辣な罵声が飛び、その結果選手たちは最後の15分間を平和にボールを回し合うという形で、反論の姿勢を示す事態へと発展。大きな議論を呼んだが、だがそれからわずか1週間後には今度は、コロナ危機によりリーグ戦は中断。まさに激動を絵にかいたような時間を駆け抜けた。

 そして今回のホッフェンハイムvsバイエルン戦はコロナ危機により、一転して非常に少ない、静かな観衆たちの前で試合が行われることを余儀なくされており、さらにバイエルンにとってはUEFAスーパーカップとDFBスーパーカップの、その狭間に位置する過酷なスケジュールでの対応も行っていかなくてはならない。だがハンジ・フリック監督はそれでも、「疲れを口にして、何になるわけでもないし、それは私の考えとは違う」と明言。「たとえ疲れていても、たとえば60分ほどならトップパフォーマンスを見せられるものさ」と言葉を続けている。

 そのためあまり大きなローテーションを考えているとはみられないが、それでも十字靭帯断裂から復帰しているリロイ・サネ、そして古巣戦となるニクラス・ズーレについては休養を与える可能性があるだろう。逆に先日のセビージャ戦にて延長戦で起用したジェローム・ボアテング、そしてアルフォンソ・デイヴィースについても先発復帰が見込まれるところ。また隔離が続いていたキングスレイ・コマンは、通常ならサネの代役となるところであり、「金曜の検査で陰性が確認されれば、今日から練習に参加する。2週間の通信トレーニングの結果をみてみることになるが、20分もプレーできれば良いオプションさ」との考えを示した。

【9月27日25時開催】

ホッフェンハイムの先発予想:バウマン – カデラベク, ビチャクチッチ, ヌフ, スコフ – グリリッチュ – ガイガー, サマッセク – バウムガルトナー – ダブール, クラマリッチ

バイエルンの先発予想:ノイアー – パヴァール, ボアテング, アラバ, エルナンデス – キミヒ, ゴレツカ – L.サネ, T.ミュラー, ニャブリ – レヴァンドフスキ
 


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