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2020年09月28日

王者バイエルン、敗戦にも疲労を決して言い訳にせず

FC Bayern München
バイエルン・ミュンヘン
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 日曜日に行われたTSGホッフェンハイムとのアウェイ戦では、バイエルンはまだ今年なって味わったことのない感覚を、久々に味わう結果となった。それは『敗北の味』。2試合連続無敗、23連勝:バイエルン・ミュンヘンは驚異的な勢いに乗り、この日は敵地ジンスハイムへと乗り込んできたものの、そこで待っていたのは、昨年12月7日に行われたボルシア・メンヒェングラードバッハ戦以来となる敗戦だったのである。

 「いつかは負けるものさ」そう、試合後にハンジ・フリック監督はコメント。そして指揮官は、「我々はこの試合から気持ちを切り替えて、そして自分たちの力を信じ続けて取り組んでいく」と力強く、かつ冷静に強調しており、特に選手たちの献身性や試合に臨む姿勢などは「非の打ち所が無い」と明言。「木曜に120分間を戦った後にもかかわらず、見事なメンタリティを目にした」と賛辞を送った。

 ただその一方で、敗戦を喫するからにはそれなりの理由があることも理解しており、この試合ではホッフェンハイムへ、「あまりにもたやすく」「チャンスを作らせてしまった」と指摘。そして「自分たちのオフェンス面では、普段のように効果的ではなかった」と、言葉を続けている。

 ハンジ・フリック監督と同様に、心身的な疲労を決して言い訳にしない様子は、バイエルンの選手自身からみてとれる。、トーマス・ミュラーもまた、フリック監督と同様に「敗戦の理由についてはたくさんある」としながらも、それは意欲や疲労によるものではないとしており、「頭を下げてしまっていた様子とか、あとは20分位プレーして疲労の色が見えていたとか、そういうことはなかったはずだ」と強調。その上で、ミュラーは「最終的に、僕たちは敗戦して然るべきだったということだ」と、きっぱりと言い切った。
 


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