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2020年09月28日

ニューベルとキュイザンスがメンバー外だった理由

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 日曜午後に行われたTSGホッフェンハイム戦のメンバーの中に、アレクサンダー・ニューベルミカエル・キュイザンスの名前が含まれていなかった。バイエルン・ミュンヘンのハンジ・フリック監督は、その決断へと至った背景について説明している。

 ブンデスリーガ開幕戦となったシャルケ戦でも、そして先日行われたUEFAスーパーカップにおいても、フリック監督は3人体勢へと膨れ上がったGKらを全員メンバーに組み込むことで、無益な騒動を巧みに避ける策を講じてきた。だが日曜日は違った。

 守護神のマヌエル・ノイアーと共にメンバーに入ったのは、ベテランのスウェン・ウルライヒただ1人。今夏加入のニューベルは初めて居場所を失っている。「ただこれはあくまで、この試合だけの対応だよ」と、フリック監督は強調。「我々がウルライヒを選んだ理由は、単純に我々の哲学に精通しているからだよ」と言葉を続けている。

 つまりは過密日程のなかで「準備期間があまりにも短く、あまり練習ができていなかった」ことから、まだチームに馴染んでいく段階にあるニューベルを、あくまで一時的に外しただけであり、「我々は彼がみせている姿勢に、非常に満足している。」と語った。

 また開幕戦では途中から出場し、セビージャ戦では120分間ベンチに座っていたミカエル・キュイザンスの姿も見受けられなかったが、こちらについては「ジャマル・ムシアラが前の試合で、ウィングとして非常に良いプレーをしてくれていたからだ」と説明。そのシャルケ戦ではブンデス初得点を挙げた17才だったが、この日のホッフェンハイム戦では途中出場するも敗北を防ぐには至っていない。

 その一方でキュイザンスにとっては、そのシャルケ戦がバイエルンでの最後の勇姿となる可能性がある。同選手の母国フランスのレ・キップが伝えた情報によれば、バイエルンとの契約を2024年まで残す21才のMFは現在、リーズ・ユナイテッドへの移籍に迫っているという。
 


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