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2020年10月01日

決勝弾押し込んだキミヒの精神力に指揮官から賛辞

FC Bayern München
バイエルン・ミュンヘン
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 ブンデスリーガ、ドイツ杯、チャンピオンズリーグの三冠に続き、今月でも2つのスーパーカップ、UEFAスーパーカップとDFBスーパーカップを制し、2020年に入って5冠を達成したバイエルン・ミュンヘン。その5冠目達成で決勝弾を沈めたジョシュア・キミヒは、「決してベストゲームというわけではなかったし、安易なロストも見受けられたりもした」と反省。

 そしてその決勝弾となった後半82分の場面についても、「実際には、僕のボール離れは早すぎた。でもレヴァンドフスキがそれをうまく戻してくれて、それで2度目のトライの結果でゴールに押し込むことができたんだよ」とコメント。転倒しながらも、なんとか左足で押し込んだことについては、「絶対に決めたかった」と、DAZNに対して笑顔を浮かべた。

 フリック監督も試合自体については反省も口にしており、「我々は2−0とリードを奪っていたにもかかわらず、その後は自分たちで首を締めてしまったところがあった。ロストを繰り返し、ポジショニングもそこまでよかったわけではなかったよ。ただ今日何より重要なことは勝利にあるけどね」と、国営放送ZDFに対して述べつつ、ただキミヒについては「彼のメンタリティは特別なものだよ。このクラブの歴史に名を刻むため、順調に歩みを進めている」と賛辞を送っている。

右サイドバックのバックアップに「エア・リチャーズ」


 ただそんな中で懸念材料も。負傷によりサネ、ゴレツカ、アラバが欠場し、ボアテングには休養を与えるなど苦しいやりくりを迫られており、当然キミヒにも休息を与えなくてはならない。「彼は常にプレーしたがるから、機嫌損ねないようにしないといけないけどね(笑」そんな中でこの試合で出場機会を得ていたのが、若手のクリス・リチャーズ(20)だった。

 2018年にFCダラスから加入、ドイツでの対応に少し時間を要したものの昨季はセカンドチームにて3部優勝に貢献。今季はブンデス開幕戦から出場しており、その際には大量リードの背景があったが、今回は2−2と緊迫した場面での投入となっている。その跳躍力から「エア・リチャーズ」の異名を取り、CBを主戦場とするが、ただパヴァールのバックアップを獲得しない限りは、リチャーズは右SBで出場機会がめぐってくることが期待されるだろう。
 


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