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2020年10月11日

ルメニゲ代表が「レーヴ監督を哀れむ」理由とは?

Germany
.ドイツ代表
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 バイエルンのカール=ハインツ・ルメニゲ代表取締役はインタビューの中で、コロナ危機に直面するサッカー界の将来へ強い懸念を示すと同時に、ドイツサッカー連盟に対して厳しく非難した。

 「レーヴ代表監督は哀れだよ。だって彼はお金を稼ぐために、トルコ代表とのテストマッチを行わなくてはならなかったのだから」と、ドイツの大衆紙ビルト日曜版にて語った同氏は、「どうやら1500万ユーロの損失が発生しているようだが、各クラブの損失と比較していかがなものかね」と疑問を呈している。

 そしてその批判はUEFAやFIFAに対しても向けられていた。「ネイションズリーグが導入されたのは、もはやテストマッチでは興味を喚起できない、放映権からの収入も減ってくるという考えからだ。常に優先されるのはお金、マーケティング、政治。もはやサッカーではなくなってしまったようだ」

 また改めてドイツサッカー連盟に矛先を戻し、「むしろ財政面における大きな成功をおさめるための努力をしている。新たなスポンサーとの大型契約締結などね」と述べ、どの代表戦期間においても用意されているスポンサーイベントなどに苦言。「今のドイツサッカー連盟の関心は、むしろピッチ外のところにあるんだ」と語っている。「サッカーに何よりも集中して行かなくてはならないというのに」

 一方でルメニゲ代表はコロナ感染率の増加傾向と、再びロックダウンに入ってしまうことへの懸念を示しており、ブンデスリーガのいくつかのクラブは再度シーズン中断へと入った場合には生き残れないかもしれないとの考えも見せた。「そうなればブンデスリーガが現在の形のままで、将来も変わらずにありつづけることは想像できないね。現状でさえ一部のクラブでは、債務超過の危険に晒されているという話もあるというのに」
 


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