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2020年10月14日

フリック監督「ニャブリやヴェルナーはCFとは全く異なる」

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 水曜日に行われたバイエルン・ミュンヘンのプレスカンファレンスでは、当然のことながらハンジ・フリック監督にとっては、翌日のドイツ杯初戦デューレン戦が何よりもの懸案事項ということになるのだが、しかしながら長きに渡りドイツ代表ヨアヒム・レーヴ監督をサポートしてきた事からも、話題はここのところ批判の声が挙がっているドイツ代表にも向けられた。

 その批判を払拭するためにも「ヨギーと、彼のコーチ陣は良い仕事をしていると思う」と擁護した同氏は、むしろブンデスリーガの監督としての責任を強調しており「我々には代表チームでプレーする選手を育成するという側面がある。その点でFWやSBに目を向けてみてほしい」とコメント。「これは私のSD時代からの問題だったのだ」と言葉を続けている。

 確かにドイツ代表において、サイドバックやセンターフォワードの不足というのは、決して目新しいテーマではない。「ドイツの市場には、本来のセンターフォワードは見当たらないよ。確かにオフェンスという点ではニャブリヴェルナーもいるが、ただ彼らはセンターフォワードというには余りにタイプが違い過ぎる・・・。あ、ここに1人いたね、6週間もトレーニングするならミロスラフ・クローゼがオプションとなるかもしれない(笑。ただうちのコーチ陣としても必要とされているのでね」

 またもう一方でドイツ代表においては、3バックか4バックかという議論も熱く交わされているところだが、このことについてフリック監督はため息をつきながら、「3バックだろうが、4バックだろうが、大して問題ではないだろう」とした上で、ドイツ代表選手として、そもそも両方でプレーできないといけないものであり、「それにね、失点をしたからといって、最後列のせいというわけでもないのだから」と説明。

 そして「バイエルン・ミュンヘンにおいても、ディフェンス面では時折、本来の力をうまく発揮できないような試合だって、いくつかあったさ。多くの失点を重ねてしまったような試合もね」と述べており、「しかしね、それにはあまり練習時間に、多くを割く事ができないという事情にも関連するものだよ。それによって、うまく息が合わせられるようになるものだから」と語った。コロナ危機による過密日程により、練習に多くの時間を割けないという問題は、バイエルンの指揮官自身も抱く問題だ。
 


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