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2020年10月27日

トニ・クロース「今はバイエルンが一歩先にいる」

Germany
.ドイツ代表
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 レアル・マドリードは確かに、ここのところの2連敗(リーグ戦のカディス戦、CLのシャフタール戦)によってプレッシャーのかかる状況へと追い込まれた。だが週末に迎えたFCバルセロナとのクラシコでは再び調子を上げて3−1で勝利。ひとまずは不穏な空気を取り払うことに成功している。

 それでもチャンピオンズリーグに関していえば、シャフタール戦にて取りこぼしたことによりプレッシャーがかかる状況であることには代わりはなく、それはこの日にプレスカンファレンスに出席したトニ・クロースも重々承知の上だ。「明日の試合の意味はよくわかっている。勝利をおさめなくてはならないという重圧がある」とコメント。その一方で今回の軌道修正がジダン監督によるところなのか?との質問には、笑顔で「彼に疑問を持つ者など誰もいない」と語った。

 またクロースは、常にドイツで行われる試合を楽しみにしているとのことだが、マドリードでの生活、そしてレアル・マドリードの選手としてのキャリアも満喫しているところであり、加入以来これまで1度も「他者と話さえしたこともない」という。そしてこのままレアルで、自身のキャリアを終えることさえ想像できるようだ。

 今回対戦するボルシア・メンヒェングラードバッハの印象については、「非常に良い成長をみせているチームであり、マルコ・ローゼ監督はとても良い仕事をされていると思う」と評価しつつ、ただ「決して不安を覚えるということはないけどね。自分たちの持っている力を信じているよ」とも強調。
  
 そして話は古巣バイエルン・ミュンヘンへと及んでおり、とりわけここ数ヶ月間で見せている戦いぶりからみても、「彼らは、間違いなく世界最高のチームだよ」とコメント。かつてレアル・マドリードもまた2016〜2018年と長きに渡りその地位を築いた経験ももつが、「今は、バイエルンが一歩先にいることは、認めなくてはいけないことだ」と語っている。「そもそもそういう地位に、10年も立っていられるわけでもないのだし」

 それでもクロースは決して、王者返り咲きに向けての闘志を失っているというわけではなく、「少なくともあともう1回は、再びチャンピオンズリーグの頂点にたちたいところだね」と宣言。その目標達成のためにも、グラードバッハ戦で勝利をおさめて、まずは第一歩を記しておきたいところだ。
 


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