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2020年10月28日

ノイアー、ロコモティフに苦戦した理由を説明

FC Bayern München
バイエルン・ミュンヘン
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 「どのようにして」試合に勝利したかなど、数日も経ってしまえば、もはや誰も関心ももたないことだろう。いずれにせよバイエルン・ミュンヘンは敵地モスクワにて、チャンピオンズリーグGL第2戦でロコモティフを相手に勝利。CL13連勝のおまけ付きで、2連勝スタートを無事に果たすことができた。

 まずこの試合からポジティブな面を挙げるとするならば、試合序盤でみせた先制点の場面だろう。もはやバイエルンの得意技ともいえる、中のトリッソからサイドのパヴァールへと展開し、それを中で待つゴレツカにダイレクトに供給してヘディングでネットを揺らす。「見事にうまくいったね」と、フリック監督もしてやったりの表情。さらに決勝点となったキミヒの華麗なボレーシュートもまた、見事なゴールシーンだったといえるだろう。

 しかしながらネガティブな面は守備、とりわけ後半でみせたものだ。主将のマヌエル・ノイアーは「基本的には、僕たちは高い位置に構えて積極的にプレスを仕掛けていく。そこで相手からロングボールで対処されてしまうと厄介だよ。相手にはスピードのある選手が揃っていたからね」と説明。

 キミヒもこれに同調し、「ロングボールでうまく対応できないところがあった。ただ幸いにもそれを得点までにはあまり結びつけられずに済んだけれども」その一方で決定力不足を露呈したのは、バイエルン・ミュンヘンも同じことだ。コマンやキミヒには、前半のうちに2−0とする絶好機が訪れていた。

 ただそのような展開にあっても、フリック監督は最後まで、リロイ・サネを温存する姿勢を貫いている。膝の重傷による長期離脱から復帰間もないドイツ代表FWについては、あくまで慎重にビルドアップをさせていきたい考えであり、おそらくは次の出場機会は土曜午後に行われる、1.FCケルン戦ということになるだろう。
 


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