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2020年10月29日

バイエルン、マルク・ロカのみ出場機会が少ない理由

FC Bayern München
バイエルン・ミュンヘン
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 今夏の移籍市場では滑り込みで、4選手を追加で獲得したバイエルン・ミュンヘン。その効果はこの過密日程の中で既に見え始めている。先週末のフランクフルト戦では、ブナ・サールとダグラス・コスタがはじめて先発出場。エリック=マキシム・シュポ=モティングも共にこれまで、リーグ戦2試合、国内カップ戦1試合、そしてチャンピオンズリーグでもそれぞれに出場機会(コスタのみ2試合)を得ているところだ。

 だがもう1人、マルク・ロカに関しては、ブンデス5部相当のデューレンを相手にしたドイツ杯初戦以外、ここまで公式戦では1試合も出場機会を得られていない。エスパニョール・バルセロナから移籍金900万ユーロを投じて迎え入れた23才のスペイン人MFだが、おそらく週末のケルン戦でもまだ初先発を飾ることはないだろう。

 「流れを知っていくには、ある程度は時間がかかるものだよ」と、ハンジ・フリック監督はコメント。「彼は非常に熱心に取り組んでいるし、とてもプロフェッショナルな姿勢を示している。それはとてもポジティブなものだ」と賛辞を送りつつも、「彼に合うような状況がまだ生まれていないのだ。我々としては全体練習をあまり多く行えていないところであり、課題も残されている」と強調した。

 実際にフリック監督は、自身が指摘した「流れ」を熟知する、コーチからの要求を理解した選手を起用する傾向がある。「オフェンスの選手では、その点ではやりやすいところがある。個人の力も求められるところだから」と指揮官。つまりはロカの役割の場合、注意を払いながらも順応するための時間もしっかりと与えていくということが求められており、それだけの余裕が厚みを増した戦力からもフリック監督にはあるということになる。
 


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