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2020年10月30日

フリック監督、アラバに「昨季と変わらぬ」大きな信頼

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 火曜夜に行われたチャンピオンズリーグGL第2戦ロコモティフ・モスクワ戦からスタートした、アウェイ戦4連戦のその第2戦目を迎えるバイエルン・ミュンヘン。確かにここまでリーグ戦5試合での得失差は14と、圧倒的な強さを誇示しているところではあるものの、ただロコモティフでの苦戦でも見られたように勝利が当たり前ということはない。

 過密日程、長距離移動なども考慮しながら、ハンジ・フリック監督は選手の入れ替えを行なっていくことになるが、おそらくはそのロコモティフ戦にて出場を見合わせた、十字靭帯断裂明けのリロイ・サネが再びオプションとなることだろう。その一方で同じく十字靭帯断裂明けのニクラス・ズーレについては、逆に休養をとりジェローム・ボアテングと、ダヴィド・アラバによるCBコンビが見込まれるところだ。

 「ジェロームとダヴィドは昨シーズンでも長期にわたって共にプレーしており、彼らのハーモニーは別物だよ。そこにニクラスをうまく組み込んでいかなくてはならない。」ただそのアラバについては、先日までは代理人や実父、そしてクラブ首脳陣を巻き込んでの移籍騒動に揺れており、契約最終年度ということから注目も集まっているが、フリック監督は「彼は自分の仕事をきっちりとこなしており、ピッチで声を張り上げ、そして守備を牽引してくれている」と、「昨季となんら変わることのない」その重要性を説いた。

フリック監督「才能だけでは不十分」


 その一方でバイエルンでは期待の若手FW、ジョシュア・ザークツィーをセカンドチームへと送致。その理由について、フリック監督は「休暇中に足首に問題を抱え、あまり練習ができていなかったんだ」と説明。「彼のフィジカルコンディションに満足ができなかった。ただU23でプレーしていくことによって改善をみせているよ」

 そして確かに「大きな才能を持つ」選手と表紙ながらも、「それだけでは十分ではない」とも指揮官は強調する。「だからこそ、自分自身と見つめあいながら取り組むことが大切なんだ。彼の持つクオリティは誰もが認めるところ。しかしそこではメンタリティ、臨んでいく上での姿勢、そしてアピールしていくという強い意志も求められる」と語った。
 


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