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2020年11月04日

パヴァール不振、忍び寄るサールの影

FC Bayern München
バイエルン・ミュンヘン
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 火曜日に行われたチャンピオンズリーグGL第3節RBザルツブルク戦でも、ベンジャマン・パヴァールは精彩を欠いたプレーを露呈し途中交代を告げられた。昨季に三冠達成を果たしたチームにあって、華々しさこそないものの堅実なプレーでとチームに安定感をもたらしていたフランス代表DF。しかしながらこの試合でも前半23分にみせた不用意なPA内でのロストをはじめ、集中力に欠けたプレーをみせており、それはkicker採点平均(リーグ戦4、CL3.66)にも如実に現れているところ。

 その理由を一概に見出すことはできない。可能性としてはコロナ危機による過密日程が、クラブ、そしてフランス代表ともに続いていることに加え、夏には負傷を抱えていたことからも調整面での複雑さは挙げられる。ただいずれにしてもバイエルンでは今夏に、代役として獲得した同じフランス出身ブーナ・サールが早速、戦力となれるところをアピールしており、確かにまだ慣れの時間は必要とはいえパヴァールとしては、かつての姿を早く取り戻さなくては定位置を危ういものへとしかねない状況にある。

就任1周年のフリック監督、CL11連勝


 その一方でバイエルンはこの試合でも6−2と勝利。ちょうどこの日にバイエルンの指揮官就任1周年を迎えたハンジ・フリック監督は、これによりチャンピオンズリーグ11連勝を飾った。最長記録に並ぶにはユップ・ハインケス氏のもつ12まであと1つと迫っているが、しかし大勝後にもフリック監督は「内容はそこまで差があったわけではない」とスカイに対して強調。「カウンターでも深い位置への動きでも良いものがあり、危険な場面は何度かあった」と振り返った。「ただ2−2とされてかあの選手たちがみせてくれたメンタリティには、非常に満足しているよ」
  


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