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2020年11月08日

キミヒが涙の負傷交代。フメルス「大事に至らないでほしい」

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 土曜夕方より行われた注目のドイツ頂上決戦、ボルシア・ドルトムント戦における前半34分。まさにバイエルンが遅れていたドルトムントのカウンターを防ぐために、相手FWエルリング・ハーランドとの対人戦へと身を投げ出したジョシュア・キミヒだったのだが、不運な形で膝を捻挫。わずか数日前にはその卓越したメンタリティに対して、指揮官から称賛を受けていたボランチは、この日は涙を浮かべつつ両脇を二人の介助に支えられピッチを後にした。十字靭帯への影響は、これからの検査で確認していくことになる。

 今シーズンより背番号6へと変更し、開幕からボランチとして6試合の全てに出場してきた同選手だが、おそらくはこれから迎える代表戦期間においてドイツ代表参加を見送ることになるだろう。長年に渡りドイツ代表としてプレーしてきた”先輩”であり、相手DFのマッツ・フメルスは、「ジョシュア、そしてバイエルンやドイツ代表のためにも、大事には至っていないことを願うばかりだ。負傷時を見たわけではないが、彼が見せた反応は決して良いものではなかったよ。膝を抑える姿は常に不安を感じさせるものだ。とにかく大事には至らないことを願う。素晴らしい選手であり人間なんだ」とエールを送った。


 その一方でこの日の試合では、4試合連続無失点の勢いも3失点でまたしてもバイエルンに敗戦を喫しており、「何というべきか。3得点ともに弾かれた結果で入ったものであり、VARで無効となったレヴァンドフスキの分も入れれば4度もネットを揺らされた。」と述べ、「時としてサッカーでは運に左右されるもの」とコメント。一方でドルトムントも「多くのチャンスを手にしていたし、バイエルンは攻撃面では凄まじいが守備面ではオープンだ。だからこの展開を予想していたけど、そのチャンスを活かせなかった」と、決定力不足についても嘆いた。
 


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