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2020年11月15日

レーヴ監督、ゴレツカを絶賛「パワーはここまで伝わる」

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 今年のドイツ代表のゴールの中で、この日のヴェルナーの逆転弾が最高のゴールシーンであったことは言うまでもない。土曜日に行われたネイションズリーグ第5戦ウクライナ代表戦にて、ロビン・コッホから浮き球のパスに走り込んできたゴレツカが、相手と競りながらワンタッチで巧みにボールを受け取り、即座にエンドラインぎりぎりでゴール前に折り返すと、そこで待っていたヴェルナーが頭で合わせてゴールネットを揺らして見せたのだ。

【チーム内外からゴレツカに称賛】

 この日にドイツ国営放送ZDFで解説を務めていた、元ドイツ代表ペア・メルテザッカー氏は、とりわけこのゴレツカがみせた、一連の折り返しのプレーについて称賛。そしてゴールを決めたヴェルナー自身も、試合後「僕が決めるのはとても簡単なプレーだった。でもその前にレオンが見せたプレーは、本当によかった」と賛辞を送っている。だがこの日にみせたゴレツカの活躍は、決してそれにとどまるものではない。

【ゴレツカ「サネとの共演の方が嬉しい」】

 そのゴールのわずか10分前、ウクライナに先制点を許した展開の中でゴレツカは、自陣の対人戦から相手よりボールを奪うとそこからカウンターを展開。センターライン付近まで持ち込み、一閃。今季よりバイエルンで同僚となったリロイ・サネへと見事なスルーパスを通して、同点弾を演出している。どちらの方が素晴らしいゴールだったのだろうか?「きっと、ヴェルナーのものだとは思うんだけど。でもお気に入りとしては、最初の方だね。ようやくリロイとの共演が実現したから」と、ゴレツカ。

【レーヴ監督「怪我のないことが嬉しい」】

 一方でヨアヒム・レーヴ代表監督は、そのゴレツカの活躍について「総じてみて、素晴らしい試合をみせてくれた」と述べ、「チームを非常に活性化させていた」と説明。「あらゆる動きをみせていた」と賛辞を送り、「試合自体を動かしていたよ」と言葉を続けている。「試合全体を通じて、彼は存在感を解き放っていた。レオンは今、非常に良い状態にある。長く、怪我なくこれていることを嬉しく思うよ。彼の力強さは、ここまで伝わってくるよね」
 
【ネイションズリーグの視聴率は好調】

 ちなみにこの日の試合の国内視聴者数は、平均816万人を記録。これは市場シェアの26.1%に相当するものであり、水曜日のテストマッチであるチェコ代表戦(542万人)よりも大幅に改善された。ただし1ヶ月前のトルコとのテストマッチも582万人のみ。逆に今季最高の視聴率は、ネイションズリーグのスイス戦で819万人。来週火曜にはスペインとのネイションズリーグが控えており、果たして年内最終戦でこの数字が塗り替えられることになるのだろうか。
 


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