週末に行われたヘルタ・ベルリン戦でも、キングスレイ・コマンは再び卓越した個人技をみせつけ、ゴールシーンを演出してみせた。このレヴァンドフスキへの同点弾により、コマンは最近４試合で７点に直接関与する活躍をみせたことになり、まさに今やブンデスリーガにおいて最もホットな選手の１人として名前を挙げることができるだろう。

…好調の理由：「ここのところは、メンタル面の強化に取り組んできた。特に決定機におけるフィニッシュ、パスにしても、まだまだ改善の余地があると感じていたから。新型コロナウィルスによってリーグ戦が中断され、そして再開されてからは、今のところ順調にここまでこれていると思うし、もちろん高みを目指してもいるから、これからも引き続き取り組み続けていこうと思っているよ」

…心身ともに自信が回復：「フィジカル面に対しても、自分自身に対しても、自信はずっと持ち続けてきたよ。ただ得点やアシストを重ねていくことは、プレーに安定感を増させていくという点で役立つものだ。それが今はとてもうまくいっていると思う。うまくいくという感覚をもてる試合があるし、それが自信へと繋がっていき、そしてパフォーマンスとしても現れていくものだ。でもきっと、また苦しい時期は訪れるものだとはわかっているけどね。それでもこれまで、僕はたくさんの経験を積んできたし、これからも自分自身を信じ続けて、歩み続けられると思う」

…ＣＬ優勝弾による影響：「さっきも言ったけど、そもそも僕は自分自身のことを信じ続けてきたよ。ただあれだけの大舞台で得点を決めるということは、それはいつだって特別な経験であり、クラブサッカーの世界においてチャンピオンズリーグ決勝舞台以上の場所は存在しない。その優勝に自分が貢献できたということを、僕は誇りに思っている。重要な試合においても違いを生み出せたことは、確かに自信へと繋がるものだよ」

…サネ、ニャブリらとのウィング争い：「僕は今トップクラブでプレーしているのであって、そこでトップレベルの選手たちに囲まれるのは当然のことだ。そしてそれを僕は好んでいる。なぜならば、それこそが目標を掴み取るための、唯一の方法だからだ。僕が置かれているこの状況は、別にここ数年と大きな変化があるわけではない。加入した時にはフランク・リベリとアリエン・ロッベンがいたし、ライバル争いというのは互いを刺激しあって、そしてお互いの成長へと繋がっていくものだよ」
　

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