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2020年12月20日

バイエルン、キミヒ復帰も好調コマンが負傷

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 週末に行われたドイツ首位攻防戦、バイヤー・レヴァークゼン戦ではバイエルン・ミュンヘンは、ここまで離脱が続いていたジョシュア・キミヒが復帰を果たしたものの、その一方で開始早々に今度は、キングスレイ・コマンが負傷を抱え、途中交代を余儀なくされている。

 バイエルンのオフェンス陣を牽引しているのは、紛れもなく先日にFIFA年間最優秀選手賞を受賞したばかりの、32歳ロベルト・レヴァンドフスキだ。しかしながらその脇を固めるウィングにおいて、キングスレイ・コマンが示しているその重要性は、CL決勝での優勝弾のみならず、ルメニゲ代表に「売却できない選手」といわしめるほどのパフォーマンスをみせているところ。

 とりわけ最近4試合に関してみれば、2得点6アシストと勢いに乗っているところだったのだが、しかしながら前半30分ころに相手選手ムサ・ディアビーと激突した際に、その後に動けず左足の治療を受けた結果、最終的に32分にはリロイ・サネとの交代を余儀なくされている。

 この2年だけでも靭帯結合部の損傷、筋断裂、長期にわたる関節胞の損傷など、数々の負傷に見舞われてきた若手MFは、フランス代表の一員としても2018年ロシアW杯優勝のメンバーに加われなかった、苦い経験も持っているところ。なお今回の負傷がどの程度なのか、復帰時期はいつになるのかなど、今のところはまだ詳しいことはわかっていない。

復帰のキミヒに賛辞


 その一方でこの試合で復帰を果たしたのが、ジョシュア・キミヒだ。試合前には唯一、半袖でウォーミングアップをこなすなど闘志をみなぎらせていたドイツ代表は、半月板を損傷して以来42日ぶりとなるカムバックを果たしており、「本来はプレーする予定ではなかったんだよ」とフリック監督はコメント。

 しかしながら「ハーフタムには改めて、彼との話し合いを行い、そして全くもって問題がないという返事を受けた。」指揮官は、後半68分よりコランタン・トリッソと入れ替える形で、キミヒ投入を決断した。そしてそのキミヒがみせた14回のパスワーク、そしてそのうちの1つは土壇場でのレヴァンドフスキへの決勝弾をアシストするものであり、ターのミスを逃さない「常に集中力をもった」キミヒが「今日も、改めてその重要性を示してくれたね」と賛辞を送っている。

レヴァンドフスキ「常に高みを目指している」


 またこの日もバイエルンへと得点をもたらしたのは、共にロベルト・レヴァンドフスキによるものだった。「僕は蹴るだけでよかったよ」と、先制点となったトーマス・ミュラーからのクロスと、そしてキミヒからのアシストによって首位奪還へ導いた同選手はコメント。「最後まで勝利への意欲をみせた」チームのパフォーマンスに賛辞を送りつつ、これで自身も12試合で17得点という驚異的なペースで1年を締め括ったが、「常に高みを目指している。来年も続けていきたいし、得点を重ねていきたいね」と意気込みをみせた。
 


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