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2020年12月22日

500分以上得点から遠ざかっている、ニャブリ

FC Bayern München
バイエルン・ミュンヘン
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 セルゲ・ニャブリの代名詞といえばやはりゴール、アシスト、スペクタクルさなどが挙げられるだろうが、しかしながら今シーズンここまでそういった部分については、不満が残る時間が続いている。それは週末に行われたレヴァークーゼンとの首位攻防戦でも見受けられたものであり、この試合でも最終的にドイツ代表FWは無得点に終わった。

 ただハンジ・フリック監督はニャブリが後半からみせた変化を、決して見逃すようなことはなかった。だからこそ前半途中から投入したリロイ・サネを、敢えて後半で再び交代してでも、パフォーマンスが向上したニャブリを最後までピッチに残す判断を下したのである。

 だが開幕戦でハットトリックと華々しいスタートダッシュを切って以降、コロナテストでの偽陽性による離脱を経て、ニャブリは1得点1アシストにとどまっており、無得点の時間は遂に500分を突破。次戦のマインツ戦次第では、自身ワーストとなる535分を更新する危機へと瀕しているのだ。

 不振の理由としてあげられるポイントとしては、12月に入って19日のうちに6試合に出場するなど過密日程による影響があるだろう。そこからニャブリにとって非常に重要な爆発力に欠けている可能性がある。

 無論オフェンスばかりがニャブリの仕事ではなく、kicker採点平均で3.3とサネを大きく上回っている(4.25)部分でもみてとれるように、こと守備面ではサネよりも大いに便りになる存在。それ故にフリック監督は、結果的にニャブリを重用する傾向にもなっているもだが。
 


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