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2021年01月14日

まさかのドイツ杯2回戦敗退に、フリック監督「ショックだ」

FC Bayern München
バイエルン・ミュンヘン
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 水曜夜に行われたドイツ杯2回戦は、前回王者バイエルン・ミュンヘンが、格下の2部ホルスタイン・キールを相手に、PK戦の末に敗退を喫するという大番狂わせが演じられた。これで三冠連続達成の夢が「過去のものとなってしまった」ハンジ・フリック監督は、「もちろん、このことにショックを受けている。全くもって望んでなどいなかったことだ」とコメント。「これから軌道修正していかないと」と述べ、「課題は山積みだよ」と、言葉を続けている。「ただ選手たちが示してくれた姿勢、これについては文句のつけようがないがね。我々は120分に渡って、あのペースで戦うところを示したのだ」

 そして120分が経過し同点で迎えたPK戦では、11人目まで全員がPKを決めた中でマルク・ロカが、最後に決めきれずに敗退決定。「もちろん、彼を責めるつもりなどない。PKではこういうことも起こりうるとわかっている」と語った指揮官は、むしろ試合中にみせた「些細な部分」でのミスについて批判。例えば先制点の場面については、守備陣の裏を突かれるという、「これまで明確に指摘してきたことであり、そしてこれまでに何度も目の当たりにしてしまっていた」典型的な失点パターンを露呈、またロスタイムの同点劇でもPA内での守備がうまく対応できなかった。

ミュラー「キャリア最短のドイツ杯敗退」


 「些細なところで、僕たちはミスをおかしてしまったよ」そう指揮官に同調したトーマス・ミュラーは、「またうまく守り切ることができなかった。こういうことが続き過ぎているね」とコメント。なお、この試合ではニャブリのオフサイドのゴールが認められる形で先制する展開となったのだが、「おかしく聞こえるかもしれないけど、でも今日はあまり運がなかったようにも思う」と指摘。特に前半終了前には「いいコンビネーション」が見られ、「何度もフィニッシュするチャンスはあったんだ」と悔やむ。

 「それから風と雪に見舞われたよ」とミュラー。それでも守備面については「僕たちは相手に隙はみせていなかった」と胸を張ったが、「ただあの瞬間だけ」と振り返ったのが、ロスタイムでの「あの肩で入れられてしまった」同点弾。「あの場面ではうまく守れなかったんだと思う。それはこれから分析していかないと」と述べつつも、「決して僕たちがこの試合に、適当な気持ちで臨んだなんていうような批判はできないはずだ」と前を向いた。「ただ最終的には敗退を喫したわけだし、これは本当に辛いことだよ。僕のキャリアの中でも最短だ。」
 


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