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2021年02月06日

サミ・ケディラ、半年ぶりの実戦復帰に「幸せだった」

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 試合後、DAZNのインタビューに姿をみせたサミ・ケディラは、昨年6月以来となった実戦復帰に、「確かに短いものではあった。でもとにかく良いものだった」と振り返った。「本当に、とても嬉しかったし、幸せだったよ。」だがそこに「喜び」という言葉を加えられなかった理由は、ケディラが試合終盤に投入されるも1点差を返すことができないまま、試合終了の笛の音が雪の降り頻る中で鳴り響いたためである。

 とりわけ開始わずか3分にドディ・ルケバキオが掴んだ先制点のチャンス、そして試合終了間際にマテウス・クーニャが掴んだ同点のチャンスにも、共にヘルタ・ベルリンは「ここぞという場面での冷静さ」を欠いていた。ただそれでも先日ユベントスから加入したばかりの元ドイツ代表は、この日にみせた戦いぶりに好印象を抱いており、「僕たちはバイエルンの弱点をわかってプレーしていた」とコメント。「このように取り組み続け、そしてピッチ上で表現することができれば、必ず来週には勝ち点もついてくるはずだ」と言葉を続けた。

 
 その一方でバイエルンのサリハミジッチSDは、「よくやったし、勝利に相応しかった」と笑みを浮かべ、特にコマンについて「良いプレーをみせてくれたね。」と称賛。ただそれと同時に「イージーなロスト」には苦言を呈しており、とりわけ終盤のクーニャの絶好機について「あってはならない」とコメント。守り抜いた守護神ノイアーへと賛辞を送っている。
 
 またコマンにアシストしたミュラーは、「もっと得点を取れたかもしれない」と振り返りつつも、「無失点試合がまたみられるようになった」ことに喜びをみせており、「満足感」を強調。これからカタールで向かえるクラブW杯にむけ意気込みをみせており、フリック監督も「勝利を飾ってカタールへと向かいたいと思っていた。良いフライトになりそうだ」と語った。

 
 ちなみにこの試合ではロベルト・レヴァンドフスキが、36度目のPKにして通算4度目となる失敗という不運にも見舞われていたのだが、そのうち半分はドルトムント時代、現在は同僚のマヌエル・ノイアーによって阻まれたものであり、そのうち1つはセービング。実はレヴァンドフスキのPKが直接セーブされたのは、このノイアーによる1回しかまだない。


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