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2021年02月20日

ブンデス史上最高レベルの得点王争い:レヴァンドフスキvsシルバ

Eintracht Frankfurt
アイントラハト・フランクフルト
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 ブンデスリーガにおいて年明けより、最も勝ち点を稼いでいるのは、バイエルン・ミュンヘンではなく実は、アイントラハト・フランクフルトだ。そして一躍3位浮上を果たしたこの上昇気流に大きく関与している選手こそ、ここまでリーグ戦18得点を記録中のアンドレ・シルバである。今年に入ってポルトガル人FWが決めた得点数は9得点に及、これは欧州5大リーグの中でも最高の数字なのだ。

 それ故に昨季ではブンデス、ドイツ杯、CLのその全てで得点王となり、今季も既に25得点を決めているロベルト・レヴァンドフスキとの、土曜日に控える直接対決には多いに注目が集まるところ。その戦いのレベルの激しさは単純に得点数でみてとることができ、第21節終了時点で得点王争い上位2名の合計が43得点に達したことは、ブンデスリーガ史上初のことである。

 さらに驚くべき数字が他にもある。実は両選手の得点スタッツが非常に酷似しているのだ。右足での得点はレヴァンドフスキが18に対してシルバは11、左は共に3つ、ヘディングも共に4つずつ。PKの得点数もレヴァンドフスキの6に対してシルバは5となっているのだ。

 逆に異なる点を挙げるならば決定力の差であり、レヴァンドフスキは3.4本のシュート数で得点を決めているのに対してシルバは4.1、時間にしても67分に1得点と95分に1得点となっており、またアシスト数においてもレヴァンドフスキ8に対して、シルバは5に留まっている。

 果たして今回の直接対決、シルバ擁する2021年絶好調のフランクフルトと、レヴァンドフスキ擁する王者バイエルンとの戦いを制するのはどちらか?ただフランクフルトは木曜日に、そのシルバが練習中に背中に問題を抱えたことを明かしており、もしも欠場となれば、今冬にレアル・マドリードからレンタルで復帰した、ルカ・ヨヴィッチが代役を務めることになる。
 


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