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2021年02月22日

過密日程、離脱、戦力:今季のバイエルンが抱える問題点

FC Bayern München
バイエルン・ミュンヘン
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 クラブワールドカップで優勝を果たし六冠を達成した、王者バイエルン・ミュンヘン。しかしながら今季のリーグ戦での戦いでは、いくつかの問題を露呈している。

 例えば以前では非常に積極的にボールをおいかけ、ラインとスペースのカバーにおける距離感を上手く保てていたバイエルンだったが、おそらく無意識のうちにあと一歩がなかなか出ずに、ギャップが生まれ不用意にロストを犯す場面が見受けられた。

 そして守備面のみならずオフェンス面においても、得点チャンスではビーレフェルトの4に対してバイエルンは9、フランクフルト戦では同じ9度の得点チャンスがありながら、バイエルンは相手以上の得点数を決めることができていない。

 さらに昨季との相違点をあげるならば、強力なバックアッパーの存在。ティアゴ、ペリシッチ、コウチーニョらの移籍をあげることができるだろう。後者2人は貴重なジョーカーとしての得点力向上を、そしてティアゴは中盤のオプションというだけでなく、時にキミヒを右SBに起用するための柔軟性ももたらしていた。

 逆に今夏の新戦力はサネ以外、今のところは上記3人の穴埋めをできるパフォーマンスはみせていない。それに加えて過密日程の中でバイエルンではニャブリ、トリッソ、コスタ、クアッシ、コロナ感染が明かされたゴレツカ、マルティネス、ミュラー、そしてパヴァールなど、数多くの離脱選手を抱えることから、体力面での消耗も激しくなったといえるだろう。
 


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