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2021年02月24日

バイエルン対策機能せず、インザーギ監督「不安に駆られてしまった」

FC Bayern München
バイエルン・ミュンヘン
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 いかにしてラツィオ・ローマを攻略していくのか。それは戦前にかつてラツィオで自らプレーした経験をもつ、ミロスラフ・クローゼACが直接、kickerとのインタビューの中で明かしていた。「我々としては積極的に前から仕掛けていき、早い段階でのボール奪取を狙っていかないと。あまり彼らは慣れてはいないからね」そしてその言葉通りにバイエルンの得点は、相手のパスミスやロストなどから次々と生み出されていく。

 「あの4失点のうち、3失点はむしろ、我々からプレゼントしたようなものだ。このレベルでの戦いでは、あのようなミスは決して許されるものではない」と、シモーネ・インザーギ監督はコメント。当然ながらバイエルンがどういった狙いでくるかは理解しており、その対策で「プレスをかいくぐれば、苦しめることができると思っていた」と感じていたのは、3週間前のアタランタ・ベルガモ戦で3−1と結果も出していたからだ。「でも今回は違う」と、元バイエルンのぺぺ・レイナは総括。「時にはロングボールも使ったほうがよかったかもしれない」と言葉を続けている。

 一方でバイエルンのハンジ・フリック監督は、この試合の勝因について「序盤から、相手に積極的にプレッシャーをかけていき、できるだけミスをおかさないようにしたかった」と説明。そして「これほどの点差にも、内容にみあったものだと思う」と胸を張った。逆にラツィオ側空見れば、20年ぶりのCL決勝トーナメントで「緊張していた」部分もあったかもしれない。「早々にリードされ、不安に駆られてしまった」と漏らしたインザーギ監督は、前半18分のボアテングのファウルを見逃され、PK獲得が得られなかったことに「試合の流れを変えたかも」と苦言を呈しつつも、「いずれにせよ、我々向きの試合展開ではなかったさ」と付け加えている。
 


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