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2021年02月28日

バイエルン、シュポ=モティングをウィング起用した理由

FC Bayern München
バイエルン・ミュンヘン
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 ブンデスリーガ第20節目までは、全く先発出場の機会がなかった、エリック=マキシム・シュポ=モティング。だが週末に行われた1.FCケルン戦でも先発出場、これは3試合連続のことであり、さらにはこれまでとは異なるポジションでの起用でもあった。

 これまでバイエルン・ミュンヘンのハンジ・フリック監督は、シュポ=モティングについてレヴァンドフスキ(CF)とトーマス・ミュラー(トップ下)のバックアッパーとして起用し続けていたものの、今回は31才のベテランFWを敢えて左ウィングの位置で起用。

 その理由について、指揮官は「キングスレイ・コマンはここ数週間、非常に多くの試合に出場しており、ほぼフル出場を続けていた。彼は万全の状態ではないと感じていたので、我々はそれに同意しシュポの起用を決断したのだよ」と説明している。「前のクラブでプレーしていたしね」

 確かに191cmと大型な身長ながら、かつてマインツのトゥヘル監督はむしろ、ウィングでの起用が中心となっていた。だが定位置争いの激しさもあいまって、とりわけパリ・サンジェルマン、そしてバイエルン・ミュンヘンではウィングで求められることは、これまで見られなかったこと。

 それでもシュポ=モティングはゴレツカからの正確なクロスに反応、先制点を沈めてみせており「彼が1−0と決めてくれたのは嬉しかった。あの時点では非常に重要だった」とフリック監督はコメント。ただし次節に控えるドイツ頂上決戦、ドルトムント戦からは恐らく、コマンが復帰することになるはずだ。

 なおバイエルンのウィングではそのほかにリロイ・サネ、そしてこの日に筋肉系の負傷から復帰したセルゲ・ニャブリのほか、現在は負傷中のダグラス・コスタも控えているところではあるが、ただインテルからのレンタル契約に含まれている買い取りオプションが行使されることはないだろう。
 


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