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2021年03月12日

フリック監督、ドイツ代表監督の憶測について言及

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 果たしてバイエルン・ミュンヘンのハンジ・フリック監督は、先日に今夏限りで退任を表明したドイツ代表、ヨアヒム・レーヴ監督の後継者となり得るのだろうか?週末に控えるヴェルダー・ブレーメン戦を前に開かれた会見の席で、指揮官はまず自身のドイツサッカー連盟での活動について回顧。

 2006年にACへと就任し、2014年には共にブラジルW杯優勝したことなどを挙げながら「ドイツ代表では特にレーヴ監督と、本当に素晴らしい時間を過ごすことができたよ」とコメント、そしてドイツサッカー連盟全体とも深い信頼をもった協力体制が築けていたとも称賛した。

 だがそれと同時に「それは今、バイエルン・ミュンヘンにおいても同様に言えることでもあるよ。だからこそ私は、そういったことを特に気に留めることはない」と強調。2023年まで契約を残すバイエルンにおいて、「引き続き成功をおさめていきたい」と述べ、「バイエルン・ミュンヘンに100%集中していきたい」と考えている。だからこそ、自分の将来に関する憶測などに目を向けている場合ではない」と語った。


 ただその一方で新戦力のロカやニューベル等、そして一部の若手選手の評価について、ハサン・サリハミジッチSDとの間で意見の相違があったことが伝えられていたのだが、意見の相違と言う点では「パートナー関係では、どんな時でも意見の相違が生まれたりもするものさ。それは当然のことだよ。だからこれが特に一緒に仕事をする上で障害になるようなことはない」と認める発言を行っている。

 そこで改めて、ドイツ代表監督へと就任することが想像できるか?との問いが寄せられたのだが、それでもフリック監督は先日のユルゲン・クロップ監督とは異なり「そのようなことについてはコメントしたくはない。それは私の仕事ではないし、そのための時間はオリヴァー・ビアホフ氏に十分に残されているんだ。」と明確な否定は避けている。

 「私は過去や未来については関心がなく、今のことに興味がある。そして今は、ヴェルダー・ブレーメン戦のことを大切に考えていくということ。だからこそこのような噂は考えにないし、そんなことに巻き込まれたくもないんだ」

フリック監督、ブレーメン戦に向け「意欲的なパフォーマンス」と要望

 そのブレーメン戦ではフリック監督としては、特に前半での選手たちのパフォーマンスに注目していくことになるだろう。今季はこれまでにも相手にリードを許す展開が多く見受けられており、ここまでの24試合のうち、実に半数以上の13試合で追いかける流れとなっているのだ。

 必然的により多くのエネルギーを要することにもなり、コロナ危機発生から異常な過密日程にあるバイエルンとして、特にこの問題には早期に対処していきたいところ。フリック監督も改めて、「試合開始の瞬間から、しっかりと試合に入ってことが重要だ。それを改善していかなくてはならない。はじめから積極的に対人戦へと臨む、姿勢と意欲を持つことだ」と要求した。 

【3月13日23時半〜】
 
ブレーメンの先発予想(12位):パヴレンカ – ヴェリコヴィッチ, トプラク, C.グロース – ゲブレ・セラシエ, アウグスティンソン – メーヴァルト – M.エッゲシュタイン, シュミット – ラシカ – サージェント
負傷,etc.:フリードル (出場停止), プログマン (膝蓋腱の損傷), ツェッターラー (肘の負傷)
バイエルンの先発予想(1位):ノイアー – ズーレ, ボアテング, エルナンデス, デイヴィース – キミヒ, ゴレツカ – L.サネ, T.ミュラー, コマン – レヴァンドフスキ
負傷,etc.:アラバ (筋肉系の問題), ダグラス・コスタ (中根足の亀裂骨折), クアッシ (筋束断裂), トリッソ (腱断裂)
 


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