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2021年03月17日

ズーレ「全ての責任を1人で背負う必要は無い」

FC Bayern München
バイエルン・ミュンヘン
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 果たしてニコラス・ズーレは、バイエルン・ミュンヘンと来季まで残された契約を延長するのか?それともクラブ側は同選手の売却へと関心を抱いているところなのか?

 この疑問はしばらく前から、ミュンヘン周辺にて漂い続けてきたテーマであり、ルメニゲ代表取締役も「打開策を見出せれば。ただそのためには一定の条件が満たされなくてはならない」と、曖昧な言葉で返事を濁していた。

 またルメニゲ代表は、先日のフランクフルト戦での敗戦となった、ユネスによる決勝弾の場面についてズーレを批判しており、「あってはならないミスだ」と糾弾していた。

 これに対してズーレは南ドイツ新聞とのインタビューの中で、そもそも最近は本職ではない右サイドでの起用が中心となており、25試合中センターバックで先発したのは7試合にすぎないことを指摘。「総じて今季を省みて、決して不満を感じている訳ではないよ」と付け加えている。

 ズーレは前十字靭帯断裂によって実に9月半にも及ぶ長期離脱から復帰を果たした背景もあり、それからチャンピオンズリーグ決勝トーナメントの全試合で途中から出場。今季は3日1試合のペースで出場し続けることができているところだ。

 確かにその中では、「グラードバッハ戦のように全3失点に絡んだ「悪いプレーの時もあった」とも。「長期離脱を言い訳にしてはいけないが、良い時もあれば悪い時もあるよ。ただね、フランクフルト戦の時のように、敗戦のスケープゴートにされる必要もないさ」

 それは暗にルメニゲ代表に対する口撃なのか?「口撃ではないよ。ただ今回の特別なケースにおいては、異なる意見を持っているということだ」と強調。「仮にだけど、もしもそれがグラードバッハ戦の後であれば、真っ先に僕はその批判を受け入れる用意がある。だけどなんでもかんでも責任を、1人で背負う必要はないとも考えているんだ」と言葉を続けている。

 こういった背景の中ではやはり、来季まで残される契約の行方が気になるところだが、間も無くの退団も迫っているのだろうか?このことについてズーレは、「クラブ内で特に話をしていないうちに、公に対してあれや、これやと口にするのは僕の主義ではない。その時が来たら代理人や家族と相談し、競技面、財政面、もちろん自分や家族にとっても、何がベストなのかを判断したい」と語った。
 


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