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2021年04月01日

ヘーネス氏、レーヴ監督の守備陣形変更に苦言

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 水曜日に行われたワールドカップ予選第3戦、北マケドニア戦においてドイツ代表は、2020年でも見せていた問題点を改めて露呈。例えばティモ・ヴェルナーが後半80分に手にしていた決勝弾を決める絶好機を、致命的ミスで逃した場面は、まさに決定力不足を示す象徴的場面であった。

 今年からTV局RTLにて解説を務める、バイエルン・ミュンヘンのウリ・ヘーネス名誉会長は「戦前には比較的容易に勝利を収められると想定していただけに、私が抱いていた多幸感は多少薄れたよ。ちょっと言葉がないね」とコメント。

 自身もドイツ代表として長年活躍した経験をもつ69才は、改めて今回の試合でレーヴ監督が左SBへかなり攻撃的にゴセンスを起用したことについて苦言を呈す。「前線でなかなか得点できないなら、せめて背後は安定させないと。守備陣では中央がおざなりになり、2失点共にそれで許してしまったものだ。2試合成功した4バックを、なぜ変えるのか。全く理解できないし、そういう変更はよくないよ」

 ただ確かに試合後にレーヴ監督が説明していたように、選手たちの疲労に関して多少の理解を示しながら、また総じてドイツ代表としては順調な歩みは進めているともみているところ。「確かに辛い敗戦ではあるが、決してこれで全てが終わるわけではない」

 また復帰待望論が浮上しているブラジルW杯優勝戦士のうち、バイエルンに所属する2選手、まずジェローム・ボアテングに関しては「さらにフメルスもいるし。それに例えばリュディガーなどは好印象だ」と否定的。

 一方で今回も決定力不足に泣いたオフェンスに関しては、異なる見解をもっており「例えばトーマス・ミュラー」を指摘。「彼は相手の5メートル付近で良い位置に構えていることが多く、またチームを牽引してくれる、常に必要とされる存在だと思うよ」と語った。
 


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