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2021年04月07日

パリSG戦を前に、調子を上げてきたパヴァール

FC Bayern München
バイエルン・ミュンヘン
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 これから母国フランスの名門、パリ・サンジェルマンとのチャンピオンズリーグ準々決勝1stレグに臨む、ベンジャマン・パヴァール。昨年夏のチャンピオンズリーグ決勝の再戦でもあるのだが、しかしながら負傷のためにパヴァールはその時は欠場。しかし今は負傷も癒え、そして不振からも脱却し、スターティングメンバーへと名を連ねることが期待されているところ。

 シュトゥットガルトから加入した初年度の昨シーズン、パヴァールは順調にチームに溶け込んで、右サイドバックの主力の座を確保することに成功。しかしながら2シーズン目となった今季は、昨季に苦しめられた負傷から復帰するも、本来のレベルにまで戻すことは容易なことではなく、むしろバイエルンにとって右サイドバックはアキレス腱と化す、主な要因となってしまった。

 ただそれももはや過去のことになりつつあり、相手に隙をみせることが多かった守備面においても、パヴァールは再び規律を持ってプレーすることができるようになっており、どうやら不振から脱却を果たせたようだ。確かに右SBは「本職はCB」と見るパヴァールにとって、本来のポジションではない。このことはフリック監督も「CBとしてのプレーを希望しているし、できることもわかっている。」

 だがパヴァール自身は特に、センターバックでのプレーにこだわりをみせているということはなく、その一方で今季限りダヴィド・アラバ、ジェローム・ボアテングも退団することになるバイエルンのセンターバック事情を思ば、フリック監督が語る「複数のポジションでプレーできるという価値」はより一層大きくなっていくことだろう。 
 


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