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2021年04月08日

致命的ミスの守護神ノイアーを、フリック監督は擁護

FC Bayern München
バイエルン・ミュンヘン
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 水曜日に行われたチャンピオンズリーグ準々決勝パリ・サンジェルマン戦との初戦を前に、昨夏に行われたチャンピオンズリーグ決勝での戦いを振り返る声が数多く見受けられた。だが実際に迎えたこの日の試合は、その時とはあまりにも比較できないものだった。それは天候しかり、内容と結果しかり、そして守護神マヌエル・ノイアーがみせたパフォーマンスしかり・・・。

 度重なる好セーブでチームを救い、チャンピオンズリーグ優勝へと導いたノイアーの姿は、わずか開始2分すぎには崩れ去った。早々にディフェンディングチャンピオンが追いかける展開を強いられたその責任の一端を、キャプテン自身が負うことになったのである。エムバペが7mの距離から放ったシュートは、確かに思う存分に力をこめることができていたものだったとはいえ、それはノイアーの体の真正面であり、既にノイアーも体制に入っていたにも関わらず、弾いたボールはそのままゴール隅へと転がり込んでしまった。とりわけここまでkicker採点平均2.5と、シーズンを通して好調なパフォーマンスを続けてきた同選手にとっては、これはあまりにも珍しいミス。

 敗戦後ハンジ・フリック監督は「エムバペが完璧にシュートを放っていた」と擁護。それに加えて「ピッチ、そしてボールの全てが濡れており、滑りやすくなっていた。そのことを踏まえれば、こういうことも起こりうるものだ」と言葉を続けた。「だが敢えて彼を励ます必要もない。世界レベルのセービングで賛辞を受ける度に、私からも称賛する必要がないように」とも強調。つまりノイアーにも、こういう日は訪れるものであり「彼は絶対的なワールドクラスの選手。我々にとって非常に重要な存在」であることに変わりはないのだ。
 


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