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2021年04月19日

フリック監督に、ミロスラフ・クローゼ氏も追随か

FC Bayern München
バイエルン・ミュンヘン
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 ハンジ・フリック監督が今夏での退団希望を公言した後、思い悩んでいたミロスラフ・クローゼ氏も遂に口を開いた。42歳の元ドイツ代表FWもまた、この夏にバイエルン・ミュンヘンを後にすることになりそうだ。

 ここ数日、そして数週間で明らかとなったことは、クラブ史上最も大きな成功を収めている時期にありながらも、バイエルン・ミュンヘンの中には非常に大きな軋轢が生じているということ。その結果、今季終了後には指揮官、さらにはそのアシスタントまでも失うことになるかもしれない。2014年のW杯優勝戦士もまた、ユース部門で指導を行っていた頃から、ハサン・サリハミジッチ氏との間で意見の相違がみられていた。

 この夏で契約満了を迎えるという中で、「私個人としては、クラブがまだ僕との話し合いの場がないことについては、特に問題には思っていないんだけど」と、日曜日にkickerに対して前置きしつつ、「でも僕が本当に考えさせられていること、それは今、ここで人々がどのようにして、お互いのコミュニケーションをはかっているのかという事だよ」と持論を展開。

 そして「仮に意見が合わなくとも、お互いをリスペクトし合うことこそ、絶対に不可欠なものなんだ!」と強調しており、「ウリ・ヘーネス氏も、カール=ハインツ・ルメニゲ氏も、個人的な虚栄心に走るのではなく、常にバイエルンのことを想っていたからこそ、このクラブを世界的なクラブへと飛躍させることができた」と言葉を続けている。

 ハンジ・フリック監督は土曜日に、まだ2年間残されている契約を、今季いっぱいで終了したいとの意向を公表しており、日曜日にはバイエルンの首脳陣から、そのことについて叱責を受けていた。なおフリック監督は、今夏限りで退任するドイツ代表ヨアヒム・レーヴ監督の有力な候補と目されており、フリック監督の腹心となっていたクローゼ氏も、共にドイツ代表へと渡る可能性はあるだろう。
 


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