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2021年05月09日

バイエルン、移動中に9連覇確定。ルメニゲ氏は最終節での観客動員に期待

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 ボルシア・ドルトムントがRBライプツィヒを相手におさめた勝利は、自身のCL出場権獲得に向けた重要な勝利というだけでなく、バイエルン・ミュンヘンの9連覇を確定する意味合いも持った勝利となった。これによりバイエルンは、夕方から行われたボルシア・メンヒェングラードバッハ戦の開始前に優勝を確定。これはクラブ史上31度目の優勝であり、また自分たちで試合をすることなく優勝が確定したブンデス3度目の出来事でもある。


 自身にとって10度目のブンデス制覇となったトーマス・ミュラーは、「タイトルではなく、どの試合でも勝利をするということが重要」とスカイに対して強調し、「確かに相手を上回ったという、勝者としての幸福感が更に奮い立たせてくれる。でも残念ながらそれは長くは続かないんだ。だから何度でもタイトルを欲しくなる。それがハングリーさが残り続けている理由だよ」と説明している。「1人の力で優勝なんてできない。毎年素晴らしいチームで臨めていて、素晴らしい同僚に今も囲まれているんだ」


 一方で今夏で退任するハンジ・フリック監督にとっては、今政権最後のタイトルということになるが、それ以降は噂通りにドイツ代表へと向かうのか?「ドイツ代表で仕事をしていた当時は、非常に楽しく仕事ができていた」とスカイに対して語った指揮官は、「互いに大きな感謝と忠義をもてていたよ。それが私の原動力であり、求める価値観。ビアホフ氏にも絶対的な深い信頼をせていることに疑問はない」と述べ、「これからどうなるか見極めていかないと」とも。「5月22日に以降は休みとなるから、それからだよ」としつつ、「青春時代も彩った自分のクラブであり続ける」バイエルンへの将来的な復帰の可能性も否定はしなかった。


 バイエルンのルメニゲ代表は、そんなフリック監督がドイツ代表監督就任へ「間違いなく」その資格をもった人物であると強く推薦。その上でドイツサッカー連盟には早期に動くようにも助言しており、「その成功により欧州全土で求愛を受ける状態なんだ。最終的にドイツ代表監督へと就任しない結果となれば、それはそれで大きな騒ぎになってしまうよ」と警告。そしてフリック監督やアラバ、ボアテング、マルティネスのような偉大な功労者たちに「僅かでも観客が訪れて、拍手を贈ってもらえれば最高なんだが」とドイツサッカーリーグ機構に対しても提案を口にした。
 


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