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2021年06月04日

ボアテング、今後のキャリアについて「明確な考えがある」

FC Bayern München
バイエルン・ミュンヘン
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 バイエルン・ミュンヘンで過ごした10年間は、ジェローム・ボアテングにとってまさに、浮き沈みの激しい10年間だった。そしてハンジ・フリック監督の下では「常に頼りになる存在」として再び主力としての活躍をみせるも、クラブ側は今季いっぱいで満了となる契約の延長を見送る決断。

 一方でボアンテングは一昨年、昨年と、移籍の兆しをみせたという過去もあるが、クラブマガジンにて「でも、今になってみれば、残ってよかったなと思えるよ。チャンピオンズリーグで再び優勝を果たし、そしてフリック監督時代を知る事ができたんだ」と振り返った。「素晴らしい終焉だったと思う」

 ただ今のところはまだ、2014年ブラジルW杯優勝戦士の次の行先については、まだ明らかにはなっていない。「まだどこにいくかはわからない。でも自分の考えはしっかりと持っている」とボアテング。

 「今シーズンは怪我で欠場することなく、無事にシーズンを終える事ができた。この状態であればあと2・3年は、トップレベルでのプレーが可能だろう。その後はそれほど高いレベルを求められないところへ向かえばいい。いつか苦しむ時がきたなら、その時に辞めようと思っているよ」

 そのためメジャーリーグサッカーへの移籍は、現時点においては除外されているようだ。「ここ数年、アメリカからの問合せが何度もあった。でも自分自身の声に耳を傾けないと。最高峰の舞台をみすみす棒に振るのか、それとももう一度ここで仕掛けていくのか」

 ブンデス制覇9度、ドイツ杯優勝5度、2013年と2020年には三冠を達成。そんなジェローム・ボアテングが今もなお、「仕掛けていく」気持ちを抱いていることに、何ら驚きを覚える必要はないだろう。  


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