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2021年06月28日

サリハミジッチSD「リロイ・サネは真価問われる1年」

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 取締役としての1年を振り返り、バイエルンのハサン・サリハミジッチ氏は「非常に良い年だと振り返れる。1杯のワインも口にできるよ」と語った。引き続き「世界最高のクラブの1つ」であるバイエルンを「とにかくこれからも発展させていくために全力を尽くす」覚悟であり、「チームを維持しながら常に無理なく、これから数年強化していきたい」と強調。「バランスを取ることが重要。クレイジーなことはしない」としつつ、維持と強化の両立は「我々全員の力にかかっている」と語った。「高いチームスピリット」ももつこのチーム作りを「継続していきたい。」

 そのためには「しっかりと目をむけて。ヒエラルキーを明確に、バランスのとれた給与体系であるか。これらは常に意識している。選手たちは相互の協力体制で飛躍を遂げてきた。それを続けていかなくてはならない」が、同時に選手はより高額なサラリーも求めるもの。「そうだね。しかし今は自分のことだけでなく、クラブ全体のことも考えることが求められる時代でもある」との考えを示し、「全体の構造を崩すことは決してない。選手も首脳陣も全員でうまく取り組んでいけるよう、妥協点を見出せるように努めている」とコメント。「もちろん全員との関係を続けていきたいが、売却は話し合い次第ではあるよ」
 
 その一方でサリハミジッチ氏は、サネやニャブリ、コマンら、オフェンス陣の「更なる奮起を期待している」ところであり、特に「レヴァンドフスキは毎シーズン50得点に関与できるわけでも、ミュラーが32得点に直接関与できるわけではないんだ」と説明。「だからこそ、他のメンバーがステップアップしていかなくてはならない」という中で特に、サネについては「リロイは十字靭帯断裂後、負傷で1年休養を余儀なくされたが、ここでの初年度では感覚を取り戻し、素晴らしいその才能といいプレーを幾つかみせてくれた。ただこれからはトップパフォーマーに。チームをしてくれることを期待している。安定化の1年はおわった。他の選手とはスタイルは違うが、とても期待している。ただ証明しなくてはならない1年にも直面していると言えるよ。そこで我々は彼を全面的にこれからもバックアップしていく」と期待感を示した。

ウルライヒの復帰に、タパロヴィッチGKコーチの存在


 また日曜日にはASモナコへと2年間の期限付きにて、アレクサンダー・ニューベルがレンタル移籍することになったのだが、このことついては「アレクサンダーからの希望だったんだ。もっとプレーしたいと。それを我々は了承した」と説明。「しかしそれは信頼できるバックアップを獲得できることが前提だった」中で、最終的にブンデス2部からスウェン・ウルライヒが復帰。だがこの裏には、トニ・タパロヴィッチGKコーチの影響があったようで、「トニがウルライヒのことを助言してくれてね、スウェンと合意できて嬉しく思うよ。この解決策は魅力的なもので、関係者全員にプラスで、移籍金なしでスウェンは帰還。財政面でも合致するものだよ」と述べている。「もちろんニューベルのことは引き続き、将来の構想に入れている」
 


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