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2021年07月05日

カーン氏、ゴレツカとコマンの延長交渉は「非常に前向き」

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 バイエルン・ミュンヘンの新CEOとなったオリヴァー・カーン氏の最初の大仕事は、レオン・ゴレツカとキングスレイ・コマンとの契約の更新だ。月曜日に同氏は、このことについて「両選手とは、非常に良い話し合いができており、私は非常に前向きに捉えているよ」とコメント。
 
 なおゴレツカとの契約はこれから最終年度に入るところであり、一方のコマンについてはまだ2年残されているところ。その中で「我々は選手たちへと素晴らしいパッケージをオファーしている。そして彼らにはビッグタイトルを獲得し、時代を切り開いていくチャンスが常に存在するのだ。それらは全て、選手にとって重要なことだよ」との考えを示した。

 ただそれと同時にレアルに渡ったダヴィド・アラバも想起しており、その繰り返しは完全に否定できるものではない。「トッププレーヤーだって、それに見合った報酬を望んでいるのだから、我々にとって決して甘い状況などない」と強調し、アラバの場合は「ある時点において、もうそれ以上の可能性というのはなくなっていた。我々は経済的な安定性と堅実性の上に、競技面における成功を収めることが重要だと考えており、クラブに合わない給与体系に移行することはできない」と言葉を続けている。

 またカーン氏はこの夏の移籍市場において、逆にこれまでのダヨ・ウパメカノ(ライプツィヒ)、スウェン・ウルライヒ(ハンブルク)、オマー・リチャーズ(レディング)といった選手獲得については、特に大きな動きがこれから起こるとは考えておらず、「本当に、とてもうまくチームはできていると思う」とコメント。さらにレンタルから復帰するジョシュア・ザークツィーや、クリス・リチャーズらの名も挙げた。「そういう選手が予想外のパフォーマンスを見せる姿を何度も目にしてきた。ナーゲルスマン監督が選手たちをうまく育て上げ、そして次のレベルへと引き上げていってくれることを期待している。」


 現在もなお世界中を席巻し続けている新型コロナウィルスによる財務的影響は、バイエルン・ミュンヘンにとっても決して例外的なことなどではなく、売り上げには大幅な減少傾向が見受けられているものの、それにもかかわらずカーン氏は競技面における目標の下方修正は必要ないと見ているようだ。現在の状況でもチャンピオンズリーグ優勝を狙えるか?との問いに対し「可能だね」と返答。確かにバイエルンは他国のビッグクラブと比較した場合に、TV放映権料による大きな差額というハンディキャップを抱えてはいるものの、それでも「チームの特徴ではある”成功のカルチャーや勝利を掴み取る能力”によって、我々はそれを補ってきた」と強調。まだCL制覇を果たせていないパリSGを例に「それが我々のもつ力であり、そう簡単に真似できるようなものではない」と胸を張った。
 


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